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zoom RSS 中国に衝撃 「STAND BY ME ドラえもん」 

<<   作成日時 : 2016/05/11 11:48   >>

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中国の新華社といえば、中国政府の見解を代弁するメディアの1つです

その新華社が中国で公開された劇場版「STAND BY ME ドラえもん」のヒット

を踏まえ、あらためて日本のソフトパワーの強さを認める論評を掲載したと、サーチ

ナが紹介しています

中国において「STAND BY ME ドラえもん」は昨年6月に30日間の期間限定

で公開され、興行収入は円換算で105億円に達しました。中国でのアニメーショ

ン劇場版の興行「カンフー・パンダ2」が115億円を記録しており、これには届かな

かったものの、画期的な成果でしょう。興行期間がもう少し長ければ、確実に上回

ったはずです


漫画やアニメは日本が世界に誇る「日本文化」の1つだ。反日感情が根強く存在
する中国でも、日本のアニメを知らない、もしくは一度も見たことがないという人は
おそらく皆無だろう。それほど日本のアニメや漫画は中国でも広く浸透している。
中国メディアの新華社はこのほど、中国社会科学院の関係者の見解として、映画
「STAND BY ME ドラえもん」が中国で大ヒットを収め、さらに中国人旅行客が
日本で爆買いし、「爆買い」という言葉すら中国で市民権を得るほど浸透した事例
から、「日本のソフトパワーの強さを見て取れる」と伝えた。
記事は映画「STAND BY ME ドラえもん」が中国で大ヒットした背景には、幼
少期にドラえもんを見て育った中国人たちが今、親になって子どもと一緒に映画館
を訪れたためと主張。ドラえもんの登場人物やストーリーは1980年代生まれの中
国人にとって「忘れがたい記憶」として脳裏に焼き付いているのだと紹介した。さら
に、日本を訪れる中国人旅行客が近年増加を続け日本で大量の消費を行い、「爆
買い」という言葉も生まれたと伝えつつ、「爆買いという事例から、日本のソフトパ
ワー構築が成功を収めたことが見て取れる」と主張。
中国人が日本を訪れ、日本で消費を行うのは日本製品の品質だけでなく、日本の
秩序や清潔さといったものが「ソフトパワー」として中国人を惹きつけているためで
あり、中国に大きな影響をもたらすほど日本のソフトパワーは強大であるとの見方
を示した。
日本政府はクールジャパン戦略を推進しているが、これは日本のさまざまな文化
を世界に広めようとするものだ。言わば日本のソフトパワーを世界に向けて周知徹
底するための戦略とも言える。ソフトパワーの拡大に取り組んでいるのは日本だけ
でなく、韓国も同様であり、韓流ドラマや音楽はその代表的なコンテンツだ。また、
米国はハリウッド映画をソフトパワー拡大の重要なコンテンツと位置づけている。
国家同士の闘いは軍事などのハードパワーからソフトパワーへとシフトしているが、
日本には魅力的なコンテンツが豊富に存在し、アニメや漫画をきっかけに日本を好
きになったという外国人も多い。また、欧州の有名なプロサッカー選手のなかには、
漫画「キャプテン翼」のファンだという選手も多いほか、アニメや漫画に登場する実
在の場所を訪れたいがために訪日する外国人も少なくない。日本のソフトパワーは
まだまだ大きな潜在力を秘めていると言えそうだ。
(サーチナの配信記事から引用)


さて、「ドラえもん」の上映が30日間の期間限定だったのは中国政府の政策によ

る制限の結果です。中国政府は外国映画の上映にさまざまな制限を課しており、

年間に公開されるのは30本まで、となっています

外国映画による影響を「有害」だと認識しているとか、「外国映画に金を払うのはけ

しからん」とするカビの生えたような思想がいまだ健在だったりとか、さまざまな理

由があります

しかも公開される映画のうち、ほとんどがアメリカ映画であり、日本の映画は201

2年の尖閣諸島事件以降、劇場公開されていませんでした

「ドラえもん」に関しては地方紙「成都商報」が、日本のアニメ大使との任命を受け

ている点を取り上げ、「日本政府による文化侵略の一環だ」と批判する論評を掲載

していますが、中国共産党の公式機関紙である人民日報は、この種の論評を「過

剰反応」と断じ、ドラえもんが中国に悪影響を及ぼすとの考えは被害妄想に過ぎる

し、侵略のイデオロギーと結びつけるのも突飛だ、と批判しています

「たかがアニメごときで中国共産党の支配が揺らいだりはしない」と自信を示したか

ったのかもしれません

ちなみに過去、中国で公開された劇場版「ドラえもん」は成功とは言いがたい興行

結果でした

「のび太の恐竜2006」は4億円、「のび太の新魔界大冒険」は3億円、「のび太と

緑の巨人伝」が1億円という結果です。興行の規模が不明なので何とも言えないの

ですが、テレビシリーズとは別のオリジナルストーリーの長編は中国でウケない、と

の指摘もありました

今回は「のび太とドラえもんの出会いから別れ(「さようならドラえもん」)まで、漫画の

名作エピソードをつなぎ合わせており、懐古にふける大人も、ドラえもんを初めて見る

子供も楽しめるものになっている」(環球時報)からこそ、ヒットしたのでしょう

さて、今後制作されるであろう新たな劇場版「ドラえもん」は、中国で観衆の支持を

得られるのでしょうか?

日本のソフトパワー云々に関してはこれまでにも言及してきましたので、今回は触れ

ないでおきます

(関連記事)
中国紙「ドラえもんは侵略者」と批判
http://05448081.at.webry.info/201410/article_3.html
人民日報「日本はドラえもんに学べ」の噴飯記事
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http://05448081.at.webry.info/201208/article_38.html
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中国メディア 「キャプテン翼」から見る日本のスポーツ文化
http://05448081.at.webry.info/201208/article_14.html
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http://05448081.at.webry.info/201309/article_15.html
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http://05448081.at.webry.info/201404/article_27.html
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http://05448081.at.webry.info/201207/article_15.html
日本を屈服させられず焦りまくる中国の悲鳴
http://05448081.at.webry.info/201310/article_2.html
「中国の民度は最低」 国連報告に揺れる中国
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