犯罪捜査 プロファイリング

推理サスペンス映画やFBIを主人公にしたドラマの影響で、プロファイリングということばもすっかり定着したようですが、「なぜ日本では犯罪捜査でFBIのようなプロファイリングを用いないのか」という疑問をぶつけられた経験があります
ドラマでは心理捜査官が登場し、犯人が男か女か、年齢はどれくらいで、ホワイトカラーなのかブルーカラーなのか、独身者なのか家族と同居しているのか、などなどさまざまな人物像を描き出してみせます
ドラマなのでその手並みの鮮やかさは誇張されているのでしょうが
日本での犯罪捜査で本格的なプロファイリングが行われたのは、神戸の連続児童殺傷事件が初めてだとされます
犯人の犯行声明文から中学生から高校生くらいの男子少年が犯人だと、犯人像を絞り込んだと報道にありました
かなり前から警察庁ではFBIに人を派遣し、プロファイリングの勉強をさせてきたという話は聞いたことがありますが、実際にそうした職務を担当している人物とは面識がないので実態は分かりません
警察庁には科学捜査研究所というものがあり、そこの捜査支援研究室がプロファイリングに関する研究をしています
科学捜査研究所の「研究紀要」にプロファイリングの論文が掲載されているよ、と先輩から教えられたのですが、向学心の足りない自分は読もうともしませんでした
いまとなっては、「読んでおけばよかった」と思いますが
あるいは日本犯罪心理学会でプロファイリングに関する研究発表が行われているのかもしれませんが、そちら方面のディープな集まりには縁がありません
つまり、日本の犯罪捜査でプロファイリングの技法がまったく使われていないわけではなく、使われていてもそれが表立って取り上げられないのだろうと思います
こどもが行方不明になったまま未解決、という事件がいくつもあるので、そうした事件に光を当てられるような技法の活用を期待します
もう少し具体的な話ができればよいのですが、勉強不足でここに書き込める話題がありません
たまたま古書店でデヴィッド・カンター著「心理捜査官ロンドン殺人ファイル」(草思社)という本を見つけて購入しましたので、これから読みます

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