子連れ婚の虐待防げ(朝日新聞)

朝日新聞が子連れ再婚家庭で虐待が発生する原因について記事にしています
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200905220068.html

記事の最後、まとめの部分については疑問が残りますが、その大半は妥当な内

容だと思います

子連れ再婚家庭で虐待が起こるケースを一般化し、モデル化して考えるメリット

はありますが、そうなると個々の特別な要因などが無視されてしまうデメリットも

発生します

記事で主張したかった点は、「子連れ再婚家庭だから虐待があるのではないか、

との先入観がはびこるのはかえって問題だ」ということなのでしょう

自分がこの記事で抱いた疑問は最後に書きます

さて、虐待が起こる要因の一つには記事の中でも説明されているように、再婚し

た男性(夫)がこどもと同じレベルで愛情獲得競争を行い、ライバルであるこども

を押しのけようとするためです

「大人の男性がなぜ?」と思うかもしれませんが、実年齢とは別に精神的に未成

熟な男性が虐待を起こすと考えられます。妻の愛情を独占したいとの願望があ

り、そのためにはこどもが邪魔になるのです

自分の欲求を最優先させるその行動は幼児と変わりありません

父親という自覚は限りなく乏しく、こどもへの思い入れはほとんどありません

虐待をした男性は必ずと言ってよいほど、「しつけのためにやった」と弁解するの

ですが、父親としての自覚もなく子育ての経験もない人間ですから「しつけ」の方

法すらよくわかっていないのが現実です

ですから、「しつけのためにやった」などという弁解を容認してはならないのです

さて、自分が疑問に思ったのは「子連れ再婚家庭だから虐待が起こりやすいと

の先入観が蔓延すると差別につながるのではないか」との懸念が記事から読み

取れるからです

確かに子連れ再婚家庭を色眼鏡で見るのは失礼であるし、余計な詮索をするの

は侵害行為であるのかもしれません

ただ、現実に虐待が起きて死亡するケースが発生しており、「相談があったら応

じる」などという姿勢ではこどもの命を救えないのです

積極的に働きかけ、介入し、それで虐待の事実がないと判明したのであればよい

ではありませんか

それを「権利侵害だ。訴えてやる」と叫ぶ方が異常なのです

虐待の可能性があるのなら行政機関、近隣の人がこれを見逃さない、という姿勢

を保ち続けない限り、こどもの命は救えないと考えます