中田英寿がアフリカに蚊帳を寄付

スポーツ紙が「中田英寿がマラリア対策に効果のある蚊帳3万6544張をアフリカのコンゴ民主共和国に寄付した」と報じています


アフリカに蚊帳を寄付というニュースで思い出すのが、以下の報道です


マラリア防止に日本の伝統文化「蚊帳」を安く支給 → 高性能魚網として転用新華社ナイロビ(ケニア):
多くの魚が住むアフリカ最大の淡水湖・ビクトリア湖。湖周辺諸国の多くの民が、この湖での漁業で生計を立てている。ところが今、このビクトリア湖で困ったことが起きている。
ケニアの湖周辺に住む人たちが、漁網ではなく蚊帳で漁を行っているのだ。
ケニアメディア11日付の報道によると、この蚊帳は政府がマラリア防止のために支給したもの。その蚊帳が正常に使われていないことで現地ではマラリアが蔓延し、さらに湖の漁業資源も激減することとなった。蚊帳は普通の漁網より目が細かいため、通常では網にかからない小さな稚魚でさえも、文字通り「一網打尽」にしてしまうからだ。
蚊を媒介にして伝染するマラリアは、アフリカ地域の主要死亡原因の1つ。
毎年100万人を超える人がマラリアにかかり死亡している。ケニア衛生省の専門家によると、政府はマラリア対策のため、マラリアの感染が深刻な地域の住民、特に妊婦と5歳以下の子供に蚊帳を配布しているという。ビクトリア湖周辺の漁村地域には今年、2万張の蚊帳が支給された。
ところが、目先の利益に目がくらんだ一部の漁師が、複数の蚊帳をつなぎ合わせて 魚を採ることを思いついたという。その企みに気づいた政府は蚊帳の色を緑色にし、 白い漁網と区別しようとしたが、その効果たるやほぼゼロに等しいものだ。
ビクトリア湖では、奇怪な緑の網が常に見られるようになっているという。
政府はマラリア被害地域に蚊帳を低価格で提供する補助政策を行っているが、それが裏目に出てしまった形だ。蚊帳1張の価格は、漁網の正規価格を大幅に下回っているという。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】
2008年12月13日12時00分 / 提供:新華通信社


アフリカの支援は重要な課題ですが現地の事情が事情だけに、善意の支援が仇になるケースも想定されます
だったらどうするのか、と問われても良い打開策は思い浮かびません
中田英寿の贈った蚊帳が魚網として使われず、マラリア対策に役立つのを期待するほかありません


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