北朝鮮を読みそこなった日本?

日本が北朝鮮を読み誤っていると批判する記事をサーチナが報じています
記事を書いているのは鄭雅英という立命館大学准教授です
長い上に何を主張したいのか分かりにくい文ですが、読んでみてください


論評するため、最後の部分(おそらく結論なのでしょう)を引用します


この間、韓国大統領の金大中と盧武鉉は相次いで38度線を越えで金正日と握手をし、平和共存を語りました。肝心のケンカの主役同士は手を握ったというのに、一方の外野がそれを 認めないというこっけいな事態が今日まで続いているわけですが、核攻め兵糧攻めにいよいよ追い詰められた 北朝鮮にすれば「なぜだ!」と叫びたくなる不条理劇に映ったことでしょう。
自己の存在を相手に認識させ生き残りを賭けた交渉を有利に勝ち抜くべく軍事オプションをさらに強化する、クラウゼヴィッツを持ち出すまでもなく余りにも分り易い北朝鮮の戦略です。
周辺国家の取れる対応策が「軍事」ではなく「対話」と「信頼醸成」しかない、ということと同様に。


鄭雅英の発言の根底には、「日本人には北朝鮮を理解できない。北朝鮮を理解できるのは我々韓国人だけだ」との思いがあるのでしょう。韓国メディアはこうした主張を好んで使います
信頼関係を築きたいのであれば北朝鮮が拉致問題に誠実な対応をするべきです。
鄭雅英は記事の前段で北朝鮮との国交正常化交渉が「直後に吹き荒れる目を見張るような マスコミの『反北朝鮮ラッシュ』で、この動きもあっという間に潰えます」と書いています。
が、これはマスコミの策謀などではなく日本国民の心情の表れであり、鄭雅英は日本人の心を読み誤っています
一方で、北朝鮮が金大中や盧武鉉が金正日と会談したといっても平和条約が締結されたわけではありません(公式には朝鮮戦争に関して、北と韓国はまだ平和条約を締結しておらず一時的な停戦状態にあるだけです)
鄭雅英は、韓国が北朝鮮との間で「対話」を実現し、「信頼醸成」に成功したのだから日本も見習うべきだと言いたいのでしょうが、本当に信頼醸成が達成できたというならなぜ平和条約を締結しなかったのでしょうか?
金大中が金正日に500億円もの大金をこっそり渡し、金大中はノーベル平和賞を金で買ったわけですが、それ以上の意義があったのでしょうか?
北朝鮮との関係を読み誤っているのは鄭雅英ら韓国の人たちの方でしょう

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