アニメーション監督山本寛のブログを読む

「涼宮ハルヒの憂鬱」における「エンドレスエイト」のループで渦中の人となっ

た山本寛監督のブログがあります

「掃溜ノオト」
http://wind.ap.teacup.com/kanku1974/

そこに何かが明言されているわけではありませんが、基本的な考えは見て

取れます

視聴者に媚びない人なのだな、というのが自分の印象です

ボルチモアのフォーラムでの謝罪についてさまざまな反応があるようですが、

だからといっていまさらどうしようもないことです

多くの人が思ったこと感じたことをインターネットの掲示板やブログで発言で

きる時代になったわけですが、こうした視聴者の声とはいったい何なのでしょ

うか?

要望、願望、依頼、請願、哀訴、要求、希求などなど、さまざまなニュアンスが

考えられます

多くは、「このアニメーションはかくのごとくあってほしい」、「かくのごとくあるべ

きだ」という熱意からくる真摯な告白なのかもしれませんが、その声に制作現

場が動かされる可能性は皆無でしょう

つまり視聴者の声が反映される余地はなく、断絶があるわけです

山本寛はアニメーションにおける批評の必要性を繰り返し述べています

強引にまとめれば、批評こそが視聴者の声を理論武装して制作者を撃つ武

器なのでしょう

視聴者の声が作り手への誹謗中傷・怨嗟に止まるか、批評として繰り返し語

られ論じられるテクストになるのか、それは視聴者の側にかかっています

作品について論じたいなら堂々と論じればよいわけで、それを禁止する人は

いません。「エンドレスエイト」における同じ場面の反復が良いのか悪いのか、

「恨み言」ではなく批評をもって堂々と主張してもらいたいものです


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