「勝間和代を目指さない幸せ」

相変わらず一部では公認会計士勝間和代が人気のようです

毎日新聞のウェッブサイトには「クロストーク」と題し、勝間和代の提言について賛否

を書き込む交流の場がありますが、基本的には賛成か反対かの二元論に陥ってお

り、建設的な議論がなされているようには感じられません

これはウェッブサイトのあり方に原因があるのではなく、勝間和代の発言や著作に

ある「賛成か反対か」、「イエスかノーか」、「成功か失敗か」、「努力するか努力しな

いか」といった二元論的思考が問題なのだろうと思います

人生は「勝ち組」と「負け組」に二分できるものではなく、その中間に位置する人が大

多数を占めます

同じように、一つの政策も「賛成か反対か」を論じるだけでは道が開けません。政策

の微調整、妥協、譲歩が必要であり、その働きをするのが政治です

「イエスかノーか」だけでは物事は解決できないのです

こうした勝間和代に代表される「自己啓発」系は、上記のような単純な二元論思考に

陥りがちであり、視野が極めて狭くなります(反対意見を認めない独善的な主張にな

ってしまうため)

さて、表題ですが、J-castニュースが「勝間和代を目指さないほうが幸せ」と説いた

本も登場し、30万部を突破するベストセラーになっている」と記事にしています
http://www.j-cast.com/2009/09/12049480.html

著者である香山リカに関しては昔、「テクノスタルジア」や「自転車旅行主義」の2冊を

大変面白く読んだのですが、その後はすっかり左翼系文化人になってしまったので

最近の著作はまったく読んでいません

成功を目指し、自分のキャリアを築き上げて行こうという「ポジティブ思考」を頭ごなし

に否定するつもりはありませんが、会社の中で出世競争に命を削ったところでたか

が知れています。あるいは公認会計士になって独立・起業するのが幸せであるとは

限りません

人生は「勝ち組」になるための競争ではありませんし、より多くの収入を得るための

競争でもなく、他人より高い地位に納まるための競争でもありません

人生は限られた生(時間)を楽しむためにあると思うのですが、どうでしょうか?

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