結婚詐欺 練炭術師の釈明は聴かれるのか

連日取り上げている体重100キロの結婚詐欺師ですが、結婚話で釣った男性に睡眠

導入剤を飲ませ昏睡させていたなど、犯行の詳細が明らかになりつつあります
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/318893/

しかし、警察の取調べを受けながら彼女は何を考えているのでしょうか?

世間を騒がせる事件には、ジャーナリストや作家が群がります。何とか接触を図り、独

占手記をモノにしようと働きかけたり、手紙のやりとりを介して本の形で出版しないかと

持ちかけます

先日は光市母子殺害事件の犯人を取材したジャーナリストが本を出版しました。面会

や手紙のやりとりを介して聴取した犯人の言い分を本にしたのです

こうした取材の方法を否定するつもりはありませんが、往々にして犯人の主張をそのま

ま受け売りするだけになりがちです

話を聞き出すにしてもこうした犯人たちは自分の不利な事柄については極力、語ろうと

しません。話を自分に都合よく捻じ曲げたり、自己宣伝に終始したり、被害者や警察を

悪者にして自分こそ被害者なのだと主張したりします

取材する側はそうした主張に異論を挟んだり、疑問を提起することはほとんどありませ

ん。犯人の機嫌を損なうと今後取材ができなくなり、本を出版する計画が台無しになる

可能性があるためです

ですから犯人の主張を受け売りするだけの安っぽい本しかできないのです

一部の作家、ジャーナリストは死刑囚の取材に熱心であり、手紙のやり取りを重ねるう

ちにすっかり死刑囚の言い分にほだされ、感情移入してしまい、代弁者のごとく振る舞

い出す例もあります。冤罪だ、と騒ぎ出す人もいるわけです

今回の事件でも出版社や作家、ジャーナリストが押しかけ、彼女を口説き落とそうと懸

命になっていることでしょう

繰り返し指摘しますが、この手の本の多くは犯人の主張の受け売りであり、事件の真

相が暴露されることはほとんど期待できません

にも関わらず取材に当たったジャーナリストや作家は、自分だけが犯人の実像に迫れ

たとうぬぼれていたりしますので困ったものです
(過去の記事です)
結婚詐欺「練炭術師」の心の闇
http://05448081.at.webry.info/200910/article_55.html
女結婚詐欺師 セレブごっこの日々
http://05448081.at.webry.info/200910/article_54.html
女詐欺師は体重100キロ
http://05448081.at.webry.info/200910/article_53.html
女結婚詐欺師 6人を殺害か?
http://05448081.at.webry.info/200910/article_49.html
女結婚詐欺師 連続殺人事件に発展
http://05448081.at.webry.info/200910/article_52.html
結婚詐欺 男性が相次いで不審死
http://05448081.at.webry.info/200910/article_47.html

死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら―林眞須美 家族との書簡集
講談社
林 眞須美

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