島根女子大生遺棄事件を考える 2

犯行の外見から犯人についてあれこれ断定するような言い方をするのは危険だ、と前回書きました。それでもあえて推測を語らないと、メディアは仕事になりません
日刊ゲンダイは幾つかの推測を記事にしています


専門家もコメントを求められた以上、「分からない」と切り捨てるわけにもいきませんので、現時点で把握している材料を元に推測しているのでしょうから、結果的に予測が外れたとしても批判されるべきではありません
元監察医だった人は、「死体をバラバラにしたのは運びやすくするためだったと思います」と述べています。しかし、猟奇殺人説を否定しているわけではありません。単に遺体の状況からそう判断しているだけで、余計な推測を語ろうとしない慎重な姿勢が垣間見えます
一方、心理学者は怨恨説を挙げた上に犯行には女が関与しているとの推測を展開します。顔を踏みつけたり、胸をえぐっているのは女のなせる業(わざ)だとの考えです
女性が男性を殺害して遺体をバラバラにした事件もありますので、女性による犯行だと推測するのは突飛な発想ではありません
被害者が小柄な体格であったことを考えれば、不可能な犯行ではないのでしょう
ただし、「平岡さんは失踪前に男性2人に連れられて歩いているのを目撃されています。
この男たちが誘拐と死体遺棄役を務め、ほかに殺害犯の女性が存在したのなら、男たちは罪の意識は薄い。そのため簡単に見つかるような捨て方をした」との推測は疑問です。男たちは罪の意識が薄いから切断した遺体をこれみよがしに捨てた、との説明は不可解です
ひったくり犯がカバンを路肩に放り捨てるような行為と同等だ、と心理学者は指摘しているのでしょうが、遺体の状況を踏まえるとそんな単純なものではありません
遺体を切り刻み、もてあそんだ挙句に「どうだ」と言わんばかりに捨てているのですから、そこには猟奇的な匂いがします
だとすれば、犯行に関わったと推測される男女はどのような関係なのか、と新たな疑問がわきます
もちろん、あれこれ語ったところですべては推測なのですが
自分は単独犯で男性が犯人だと推測します
この事件について当ブログでは以下のように取り上げています

島根女子大生遺棄事件を考える 1
島根女子大生遺棄事件を考える 3
島根女子大生遺棄事件を考える 4
島根女子大生遺棄事件を考える 5
島根女子大生遺棄事件を考える 6
島根女子大生遺棄事件を考える 7「羊たちの沈黙」
島根女子大生遺棄事件を考える 8 次の犯行
島根女子大生遺棄事件を考える 9 「死と快楽」
島根女子大生遺棄事件を考える10 フェティシズム
島根女子大生遺棄事件を考える11 事件の相違点
島根女子大生遺棄事件を考える12 殺人者の語り