イギリスの黒歴史 児童奴隷問題を映画化

イギリスでの児童の奴隷労働といえば産業革命時代の話と思われるかもしれませんが、実際は「英国児童移民プログラム」という制度により、1970年代まで存在していました
捨て子や貧困家庭のこども、親のアルコール中毒、麻薬依存などで養育放棄された児童を「福祉」の名において、南アフリカやオーストラリア、ニュージーランドの里親や養護施設へ送り込んでいたのです
里親といっても労働力としてこどもを引き取る人が多く、過酷な労働を強いられるケースや性的虐待にさらされるケースが多く存在しました
また、このプログラムに関わった救世軍の養護施設でも性的虐待が数多く発生したのですが、救世軍は組織的にこの事実を否認し隠蔽し続けてきました
この惨状を告発する映画が製作される、とシネマトゥディが報じています

かつてイギリスは罪人を島流しとしてオーストラリアへ送り込んでいましたが、この「児童移民プログラム」も同じ流刑の発想であり、ぞっとさせられます
こうして強制的に奴隷化されたこどもたちが50万人以上も存在したのですから、驚くほかありません
自分たちの年代は学校教育で、「イギリスは高度な福祉制度の整った模範とすべき国」だと教えられました。その高度な福祉制度の陰で、「親のいない厄介者」であるこどもたちはオーストラリアやニュージーランドの農場で家畜同然の扱いを受けていたわけです

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