女子トイレ侵入容疑で早大生逮捕

早稲田大学の学生(21歳)がのぞき目的で女子トイレに侵入し逮捕された、と報じられている事件を取り上げます


所持していた携帯電話には盗み撮りしたと思われる画像が記録されていたと記事にありますから、今回が初めての犯行ではなく盗撮やのぞきを繰り返していたと考えられます
逮捕された学生は早稲田大学の教育学部に籍を置いていたようですが、教員志望だったのでしょうか?
逮捕されずにそのまま教員免許を取得し、どこかの学校に勤務するようになっても同様の犯行を繰り返した可能性があります
このような性衝動に駆られた挙句の犯罪については当ブログで繰り返し取り上げてきました。言うまでもなく、「助平」とか「変態」とか非難すれば解決するという問題ではありません。また、刑事罰を加えたからといって解決する問題でもありません
某経済学者のように手鏡でのぞきをして逮捕された人物もいますが、彼は痴漢などで過去に複数回の逮捕歴があったといいます。それでも自分の性衝動を抑えられず、犯行を繰り返していたわけです
教育学部の学生ですから教育心理学など学んでいるとは思いますが、自分の内から噴き上がってくる性衝動とどう向き合い、これに対処するかは学ばなかったようです
前にも述べましたが、男性が女性のスカートの中を覗いたり、トイレを覗いたりするのは女性にペニスがないことを確認したいためだと精神分析では考えます。そんなことは分かりきっているだろうと言われそうですが、分かりきっていることながら衝動に駆り立てられ、そうせずにはいられなくなるところに問題があるわけです
もちろん法律に違反し、反社会的な行為として批判され、逮捕されれば職や地位を失うと分かっていながら、そうせずにはいられないのです
そしてその衝動は個人の原体験とそれに由来する妄想と相俟って、さまざまな異常行動へと人を駆り立てます
女性の性器に執着するのではなく、靴やブーツを盗んで収集する者もいれば、下着を盗む者もいます。もちろん靴や下着へのフェティシズムは、遠回しに女性の性器への執着を指し示すのですが、そこへ至る以前にさまざまな物語や妄想を育み、性器そのものより下着や靴に性的快楽を見出す仕組みを自分で作り出してしまうのです
覗きもまた同様に、除き見るという行為(あるいは撮影するという行為)に性的快楽を見出す仕組みを自ら作り出し、それに縛り付けられてしまい、繰り返さずにはいられなくなります
あるいはもっと複雑な物語を練り上げ、女装化して自らを辱めるという込み入ったプロセスの中に性的快楽を見出そうという人もいます
いつも同じ話をしてしまうのですが、こうした異常な行動に駆り立てる衝動を解き明かすためには個人個人が作り上げた内的な物語を読み解き、その根源にある原初的な体験(幼児期に性衝動をそれと分からないまま体験した経緯)を解きほぐす必要があると精神分析では考えます
単に「変態行為だから駄目だ」と説教するだけでは、本人を駆り立てる衝動の正体が明らかにはされませんから、時間が経てば再びその衝動に駆られ異常な行動を繰り返す結果になるでしょう

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