フィギュア村主章枝 練習資金不足で引退へ

フィギュアスケートの村主章枝選手が、「スポンサーが見つけられなければ引退」という記事がありました


スケートリンクを借りたり、海外での合宿などに年間2000万円ほどの費用がかかるため、この費用を賄ってくれるスポンサーが見つからないと現役続行は不可能だそうです
フィギュアスケートの選手がみな、競技生活を続けるため金銭面で多大な苦労をしている話は何度も取り上げられています
トリノ・オリンピックで金メダルを獲得した荒川静香選手も、その費用の負担のため家族が大変な負担を強いられたという話を語っています
そしてその時機、フィギュアスケートの競技団体の役員が選手の強化費用を横領し、自分のポケットに入れていた事件が摘発されました
合宿の費用などを競技団体の役員が着服していたというのですから、選手たちにとってはむごい話です
国際大会の日本代表として選ばれた選手にはスポンサーがついたりもしますが、そうでない選手は練習にかかる費用を自分で負担しなければなりません。成績上位者が恩恵を受けるのは当然ですが、一握りのトップクラスの選手を生み出すためにはフィギュアスケートに取り組む分厚い選手層が必要であり、その競争があってこそ優れたアスリートが育つのです
初心者や中堅どころの選手が練習費用の負担に苦しむ現状では、フィギュアスケートの競技人口も減り、優れた競技者が輩出する可能性が著しく低下するでしょう
残酷なようですが村主章枝選手の場合は30歳になるため、現役を続行しても国際大会で今より上位の成績を挙げられるとは思えません
現役に執着する気持ち(このまま終わりたくない、という)は理解できますが、ここらが引退の潮時ではないでしょうか?
スポンサーとして名乗り出る企業がないのも、これまで以上の成績を期待できないという現実的な見方の上に立った判断でしょう
たとえ同情心からスポンサーになったとして、それが本人のためになるかどうかは分かりません
民主党の蓮舫議員は例の事業仕分けで、「1位でないと駄目なのか」という発言をしていましたが、アマチュアスポーツの助成など視野にはないのでしょう
蓮舫議員の理屈によれば、「金メダルを取れない競技者に補助する必要はない」となります。1人の優れたアスリートを生み出すためには初心者から中堅層までの競争、切磋琢磨が必要であるという現実も理解できないと思われます
科学技術にしても、研究に取り組むさまざまな大学、企業があって、競争をするからこそ進歩があるわけですが、そうした競争を無駄だと排除する蓮舫議員の発想からは何も生まれません
村主選手は心残りかもしれませんが、現役生活に見切りをつけ、後進の指導に当たるのがよいのではないか、と素人ながら思います

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