ワシントンポストに「哀れ」と書かれた鳩山首相

核安全サミットのため訪米した鳩山首相は、オバマ大統領と非公開の首脳会談を行ったと日本のメディアが報じていました
しかし、ワシントンポストの記事では「夕食会の席での非公式な会談」をしたにすぎないと酷評され、「このショーの最大の敗北者は断然、哀れでますますいかれた日本の鳩山由紀夫首相だった」と書かれてしまいました


ワシントンポストのコラムがネタ元ですから辛口の批評なのはやむを得ないところですが、それにしてもひどい扱いです
鳩山首相夫人を同行した訪米なら、もっとひどい批評になったと思いますが
なぜ民主党が普天間基地の移転問題を蒸し返し、これほどまでに右往左往しているのか、不思議な気もします
おそらくはアメリカ政府と自民・公明連立政権の普天間基地合意を、自分たちならもっとうまく解決できたはず、と考えた上で手をつけたのだとは思いますが
アメリカの言いなりにならず、毅然とした態度で再交渉すればアメリカに譲歩されることができるとの自信があったのでしょう。沖縄の基地を減らせば国民からの拍手喝さいを受けられる、と
アメリカとの交渉を有利に運ぶため、沖縄返還に関する日米合意の密約を暴こうとしたとも考えられます。核兵器をアメリカ軍が日本国内にひそかに持ち込んでいた事実も併せて暴露すると脅せば、アメリカ政府が譲歩すると読んでいたのかもしれません
岡田外務大臣がこの「日米密約の証拠」を探し、しきりに暴露するぞと脅しをかけましたが、アメリカ政府はこれを無視しました
それどころか、岡田外務大臣はアメリカ政府の外交を担当するクリントン国務長官との会談もキャンセルされるほど冷遇されています
さらにこの「日米密約」を日本の一部のメディアがスクープとして報じたにも関わらず、国民の反応の目立ちませんでした
安全保障に関する政府間の取り決めに秘密の部分があるのは当然、とする冷静な受けとめ方をした国民が多かったためです
国民のアメリカへの怒りを背景に、強気で交渉に臨めばアメリカは必ず譲歩するはずだとの思惑は完全に外れてしまいました
日本国民の大多数は普天間基地移転問題に関心がないのです
「何をいまさら蒸し返し、ごちゃごちゃやっているのか」と国民は見ているだけで普天間基地の移転は日米の安全保障にとって重要な問題なのですが、鳩山首相はそのような見地から発案しているわけではなく、ただ基地を他の土地へ移設したいだけなのでしょう。日米の安全保障をどうするか、との議論がまったくないのもこのためです
アメリカには四つの軍隊が存在し、陸軍、空軍、海軍、海兵隊と分かれています
つまり海兵隊は独立した組織であり、「海兵隊の基地を廃止し嘉手納の空軍基地へ移転して、空軍と海兵隊で共同使用すればよい」と日本政府が提案しても、飲めない話なのです
5月中に解決すると鳩山首相は発言したようですが、何か解決策があるのでしょうか?

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