学級崩壊 対応への失敗例

愛子様に不登校問題で、学習院初等科の学級崩壊が話題になりました。学習院関係は愛子様の個人情報についてはメディアの取材にペラペラしゃべるのに、学級崩壊の事実は認めたくないようです
さて、読売新聞の記事で学級崩壊への対処例として大変に拙い事態が書かれていましたので取り上げます

学級崩壊リポート非難され「ショックで通院」

学級崩壊の実態を理解してもらうため保護者に協力を仰ぎ、レポートを作成してもらったのですが、学校が児童の氏名を完全に抹消しなかったようです。そのため学級崩壊の原因とわが子を名指しされた親が学校に詰め寄り、レポートを書いた人間の名前を明かせと詰め寄ったのでしょう
これらの親たちの常軌を逸した行動は、いわゆる「モンスターペアレント」と呼ばれるものです
そして親に脅された校長がレポートを作成した人物の名を明かしてしまった、というわけです。校長は自らの保身しか考えなかったのでしょう
何よりも責任は学級崩壊の原因をつくった10人の児童にあります。さらにはそんなわが子を庇おうとした親にあります
個々の児童の資質や家庭環境、保護者の養育態度など、考慮すべき点は多々あるわけですが、それでもこどのたちの学校での立ち振る舞いに問題はなかったとか、責任はないと言うべきではありません。こどもたちの責任を直視せずに学級崩壊は語れないのです
レポートを書いた人間は学校に協力した結果、吊るし上げられたのですから精神に変調をきたすのも当然でしょう。学校に協力した結果、悪者扱いされたのではたまりません
もちろん、このクラスの担任教師の指導力がどうであったのか、も問われなければなりませんが
さらに校長の責任も重大です。校長が幾つものミスを犯しているわけですから
保護者に授業を参観してもらい、見たところ感じたところをレポートにしてもらうという判断は間違っていませんが、そのレポートを児童の氏名を消して保護者に配布する必要があったとは思えません
もし保護者に配布するなら児童の氏名を消すだけでなく、学校の責任で文章を書き換え、手直しすべきでしょう
さらにどれだけ問い詰められようと、協力してもらった保護者の氏名を明かすべきではないのは当然です
このような重大な判断ミスをする校長は学校の管理者として不適任ですから、校長職から更迭し一般教諭に格下げすべきです
学級崩壊への対応に失敗しただけでなく、保護者との信頼関係まで崩壊させてしまったのですから校長の過失は重大です。この校長はいったいどのようにして壊れてしまった人間関係を修復するつもりなのでしょうか。謝罪して済む問題ではありません(校長失格なので、事態収拾まで手がけることにはならないのでしょうが)
管理職としてその責任を負えないのなら管理職に就くべきではないのです
全国で精神的な疾患を理由に休職している教師が大勢いるのが現実です。その事実を踏まえると、現場で体を張っている教師を支えるためにも校長など管理職のしっかりしなければなりません。このような判断ミスを犯す校長がいるため、多くの教師が苦労する結果になるのです
モンスターペアレントに吊るし上げられた保護者は通院していると記事にありますが、場合によっては他の校区へ引越しする羽目になるかもしれません。こどもは転校を余儀なくされるでしょう。精神的な被害、経済的な損失も含めて考えれば1800万円の賠償請求は少ないくらいです

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明治図書出版
長野 藤夫

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