早期英才教育の効果は小学校まで

「AERA」の記事が早期英才教育の効果は小学生までであり、むしろ子供に与えるストレスなど弊害の方が問題だと書いています


早期英才教育に熱心な親はおそらく見向きもしないでしょうが
さまざまな形の塾、教材販売会社などが幼児向け英才教育プログラムを販売しています。名門私立幼稚園受験のためのスクールも繁盛しているようです
幼児期から漢字の読み書きや掛け算を教え、英会話を教えれば「子供は天才になる」と宣伝している業者もいます
そうやってお金と時間を注ぎ込んだ教育の効果は確かに存在し、早期英才教育を受けていないこどもより知識の量や計算能力で秀でているわけですが、そうしたアドヴァンテージも小学生の間だけだ、と「AERA」の記事では述べています
こうした指摘について、早期英才教育の素晴らしさを宣伝している学者や業者の側からいくらでも反論があるでしょう。早期英才教育の結果、成功した事例を挙げて確かに成功例を幾つも挙げて反論できるわけですが、その成功例と同じ数だけ、あるいはそれ以上の数の失敗例がある事実は明かしたくないはずです
数万人の幼児が早期英才教育を受け、素晴らしい成功例が1人か2人いたとしてもそれを自慢するのはナンセンスです
歩留まりが悪すぎます。10万人の幼児が早期英才教育を受け、9万人の成功例があるなら賞賛されるのでしょうが
こどもが学校、家庭、塾でそれだけストレスにさらされるか、考えようとしない親が案外多いのだろうと思います
学校から帰ったら学習塾、英会話、ピアノ、水泳など、複数の塾や習い事をしているこどもも大勢います。すべては「こどものために」というわけですが、本当にそうなのでしょうか?
親の自己満足のためでは、と言いたくなります
「遊び」を無駄と決めつける親が大勢いるため、「遊び」の重要性を説いてもなかなか理解してもらえません。が、それでも「遊び」はこどもの情緒を安定させ、想像力や好奇心を育むのに必要不可欠です
テレビゲームより本を読み聞かせたり、遊戯をしたり、野山を探検する遊びの方がよりこどもたちには重要であり、かつ効果的です
親と一緒に料理を作ったりするのも有効です
高いお金を払ってフラッシュカードによる無駄な暗記を強要するより、家庭の中で親子が一緒になって楽しく過す方が重要だと思うのですが

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