ハリウッド版「ニンジャ・コメディ」を巡る騒動

1997年に公開された映画「ビバリーヒルズ・ニンジャ」は興行収入30億円と、B級映画にしてはそこそこ当たったようです


デブを笑いものにするアメリカ人のセンスに首をかしげますが、肥満問題が深刻なアメリカで観客たちはこの映画を見ながらコーラをガブ飲みし、フライドチキンをむさぼり食べつつ爆笑していたのかもしれません
この「ビバリーヒルズ・ニンジャ」の続編制作の話が持ち上がったようですが、監督と出資した韓国の投資会社との間で訴訟が起きていると韓国メディアが報じています
元記事が韓国語なので、2ちゃんねるに貼られた日本語訳から引用しますと、「ビバリーヒルズ・ニンジャ」を演出したミッチェル・クレベノフ監督と韓国の投資会社と製作会社と間で、続編制作の契約が結ばれ撮影に取り掛かったものの、資金難で中座したというものです
韓国側の投資会社や制作会社は、「ソニーが配給を引き受けた」と監督側が説明していたが虚偽だったと主張しています
監督側は、「撮影の中断は投資会社が十分な製作資金を用意しなかったため」と主張しています

ソース:コリアタイムズ(韓国語) 映画‘ビバリーヒルズ忍者’続編製作中断

訴訟の行方がどうなるのか分かりませんが、ハリウッドの「ニンジャ・コメディ」好きというのは、日本人にとって微妙な感じです
日本の文化や社会を歪めて描写し、笑おうと言うセンスには正直、不愉快な思いがすからです
「そんな小難しいことは言わず、娯楽作品なんだから笑って楽しめばよい」とする立場もあるのでしょうが
逆に日本で西部劇映画を作り、アメリカの文化や社会を風刺したなら、アメリカのメディアは猛烈に批判するでしょう
他国の歴史や文化、伝統など無視して「ハリウッド好み」にアレンジしてしまうのが彼らのやり方ですし、それを悪いと反省するなど絶対にありません。地球はハリウッドを中心に回っていると考えるくらい、強烈な自惚れ(うぬぼれ)があります
ハリウッド版映画「ドラゴンボール」で世界中のアニメーションファンを敵に回すような結果を招いたのですが、監督らは平然としています。「これがハリウッドの流儀だ」と、批判を無視しているように見えました(内心はどうなのか不明ですが)
ニンジャ・コメディで頭に浮かんだのは俳優ショー・コスギの忍者映画です。ケイン・コスギの父親である彼の出演する忍者映画が何本も撮られていますが、日本では公開されていません。日本で上映しても、日本人には違和感がありすぎヒットする可能性がないと判断されたためでしょうか?
いつか、まともな(日本人の鑑賞にたえるくらいの)ニンジャ映画が作られればよいな、とは思いますが、ハリウッドの体質は変わりそうにありません

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