日本の虫の世界を描くアメリカの女流監督

日本の文化が海外でどのように受け止められているか、というのが自分の関心事であ

ると再三書いてきました。一部ではいまだ、「フジヤマ、ゲイシャ、ニンジャ」というステレ

オタイプな日本像が反復されていますが、中には日本文化の真髄をさっくりと汲み取っ

ている外国人もいて、興味は尽きません

シネマトゥデイが、1人の無名女流監督の話題を記事にしています

ジェシカ・オレック監督は、日本人はなぜ昆虫が好きなのかと問題提起したドキュメンタ

リー映画『ビートル・クイーン・コンカーズ・トウキョウ / Beetle Queen Conquers Tokyo』

(原題)を制作した人物です
http://www.cinematoday.jp/page/N0024357

アメリカでは、「虫は、殺すものという意識が植え付けられている」というオレック監督の

発言は驚きであるとともに、日米の文化の違いを明確に示すものでしょう

秋の夜の虫の声に風情を感じるのは日本人くらいだ、と言われます

オレック監督は「虫の声」や「もののあわれ」という日本の文化を直観的に把握でき、そ

の精神を我が物とできたと思われます

もちろんそうした伝統的な世界観と、カブトムシやクワガタを飼育するブームとの間には

大きな隔たりがあるわけで、そこをオレック監督がどのように理解し映像化しているのか

興味が湧きます

残念ながら商業映画ではないドキュメンタリー作品ですから、上映される場も限られるの

で見る機会は得られそうにありませんが

こうした新たな切り口で日本の文化をとらえ、表現しようとする試みは日本人として大い

に応援したくなります

国立メディアセンター(民主党の猛反対で構想は潰れましたが)のような機関できて、こう

したドキュメンタリー作品を買い上げ、インターネットで有料配信するなら是非とも利用す

るのですが

鳩山首相以下文化を理解できない民主党にはこうした発想はないと思われますし、蓮舫

議員などは「予算の無駄」だと咆えるに違いありません

虫といえば漆原友紀のマンガ「蟲師」を連想しますが、「ドラゴンボール」のようなメジャー

な作品ほど知名度はないものの、コアなファンが海外にもいるようです
http://www.animea.net/forums/f36/mushishi-manga-45402/

(関連記事)
ハリウッド版「ニンジャ・コメディ」を巡る騒動
http://05448081.at.webry.info/201005/article_17.html

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)
講談社
漆原 友紀

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