食パンをくわえながら登校中に曲がり角で転校生にぶつかる漫画・アニメ

「遅刻だぁー」と言いつつパンを口にくわえ学校へと急ぐ途中、出会い頭に転校生とぶつかる、というシチュエーションがアニメーションでパロディとして使われたりするのですが、その元ネタが何であるのか謎でした
ヤフーの知恵袋にそんな質問がありました


「太陽のカトリーヌ」という少女漫画にその場面があるとの回答が寄せられています
都市伝説でもなく、そうした漫画が実在する、というだけでも1つの発見です
学校生活というのは変化がなく単調なものですから、そうした退屈な日常を変え物語を動かす要素として転校生は欠かせません
朝、偶然出会った謎の転校生がいて、教室に行くと自分のクラスへ編入されてきて・・・というパターンから恋愛へ至る、そんな展開がいつの間にか「ありがちなシチュエーション」と認識されるようになったのでしょうか?
この問題を取り上げたサイトがあり、なかなか深い洞察が展開されています

「遅刻する食パン少女のまとめ」

ヤフーの知恵袋でも登場した「太陽のカトリーヌ」のシーンも押さえています
要するに、「朝、パンを口にくわえて遅刻、遅刻と走る少女が見知らぬ転校生にぶつかる」という設定の漫画が存在するかのように我々が思い込んでいるのは、複数のバラバラの情報を意識の中で統合し、あたかも既成事実であるかのような偽りの記憶を創り上げてしまった結果である、という説明でしょうか
こうした偽りの記憶というのはいくつも例があります。お年寄りの語る戦争体験でも、自分が実際に体験した事実と他人からの伝聞が時間の経過とともに混ぜ合わされ、あたかも自分の体験であるかのような「記憶」が作り上げられるというケースです
「満州では・・・」と口癖のように語るお年寄りがいたのですが、その人の経歴を調べてみると満州への渡航歴はなく、戦時中も日本にいたことが分かっています。満州体験は誰かから聞かされた話であり、いつの間にか自分の体験として取り込んでしまったのでしょう
話が逸れました
「少女漫画の黄金パターン」と揶揄されるようなシチュエーションでも、探求するといろいろと見えてくるものがあるのだと分かります
少女漫画特有のあの大きな目、星がキラキラしている瞳、背景に登場する実在しない花々といったパターンも男子である自分には謎です
こうした表現の登場、定着にもそれ相応の理由・事情・背景があるのでしょう
時間があれば調べてみたいと思います

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