秋葉原17人殺傷事件を考える6 加藤被告の「夜這い」

繰り返し取り上げている秋葉原で17人を殺傷した加藤智大被告の事件について、6度目の言及になります
週刊朝日が法廷で証言した女性の話を取り上げ、記事にしています

アキバ事件の加藤智大被告 女友達が明かした「夜這い」

すでに述べているように、この事件で加藤智大被告は自分の犯行を認めており、それ自体が争点ではありません
しかし、弁護人はなぜか法廷に大勢の証人の出廷を求め、延々と公判が続いています
いったい何が目的なのか、と疑問に思います。裁判官も指揮権を発動し、証人の数を限定するなどして迅速な審理を進めるべきでしょう。
訴訟に本当に必要なのかどうかも定かではない証人を何十人も出廷させ、ダラダラとしゃべらせるという展開は時間と費用の無駄です。証人には国が旅費や日当が支給するのですから
おそらくは加藤智大被告を知る人間を1人でも多く出廷させ、彼の人となりを明らかにして情状酌量を勝ち取りたいのでしょうが
しかし、上記の週刊朝日の記事の中にある「ガールフレンド」の証言を読んで、加藤被告に同情する気になれる人がどれだけいるのでしょうか?
行きずりの男女のしょうもない情事を見せつけられているような、そんな不快な気分になるだけです
加藤智大被告と付き合いのあったこの女性を「ガールフレンド」と表現するのはどうかと思いますが、自分のアパートに泊めるという判断は、「場合によってはセックスもある」との意思表示だと加藤被告は受け止めたはずです
加藤被告は泣き言を並べて女性に同情してもらうと同時に、セックスもさせてもらおうと意図したのでしょう。愚痴をこぼし、泣き言を並べるのが彼なりの女性の口説き方だったと思います
世の中にはダメな男に感情移入し、「自分がこの人を支えなければ」と思ってしまう女性もいるわけですが
二人の間にどのような会話があり、心の交流があったのかは記事からだけでは分かりませんが、法廷で証言しなければならないほど重要なエピソードだとは考えられません
文末にある検事の「死ぬつもりの人がセックスしようとすると思う?」との問いも愚問です
「死ぬつもり」と口走れば同情をしてもらえ、セックスさせてもらえる、というのが加藤被告の思考なのであり、女性に質問したところで仕方ありません
結局、この裁判自体が加藤被告の立ち振る舞いのごとく、泣き言を並べて同情してもらおうとする場と化しているように見えてしまいます
こんな裁判をいつまで続けるつもりなのでしょうか?

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