宝塚女子中学生放火事件を考える1 発端

7月9日に宝塚市で発生した火災は、親を殺そうと思った中学生の長女が友人とともに放

火したものと判明し、大きく報道されています
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100709/crm1007091434027-n1.htm

逮捕されたブラジル国籍の長女は「親がうざい」などと話しているそうですが、根本的な原

因は分かっていません

いくつかの報道を読んで情報を整理すると、この長女の母親は31歳です。数年前に長女

を連れて来日し、現在はブラジル国籍の39歳の男性と宝塚市の自宅で同居していたとい

う家族のようです

察するに39歳の男性と長女は血縁関係はないのでしょう

上記の産経新聞の記事では、「少女は1年生の冬ごろ両親のしつけが厳しいとして、『両

親のしつけが厳しく、手を上げられて困っている』と教諭に相談。担任が母親を交えて三

者面談し、2年生以降は特にしつけに関して担任などへの相談はなかった」とあります

おそらくは「しつけ」ではなく、この39歳の男性による性的虐待があったのではないでしょ

うか?

もちろん現時点では何も確証はなく、単なる憶測に過ぎませんが

しかし、14歳の少女が殺してやろうと思うくらい憎悪をふくらませた理由を考えると、家庭

内での性的虐待が思い浮かびます

日本でも義理の娘にセックスを強要する男性がいて、被害にあった女の子は家に居たく

ないがゆえに頻繁に家出を繰り返したりします

ですが周囲の人間はそのような家庭内での性的虐待など気がつかず、女の子が勝手気

ままに行動していると決めつけてしまいます

今回のケースでも長女は男性の性的虐待にたまりかねて教師に相談したのかもしれませ

んが、教師はそれを家庭内の「しつけの問題」としか思わなかったのではないでしょうか?

三者面談といっても話は核心に触れることなく、お茶を濁すような内容で終わったのかも

しれません

助けを求めた彼女の叫びは誰にも届かなかった、というわけです

だからこそ長女は「親を殺すしかない」と思い詰める結果になったのではないか、と想像し

ます

前にも書きましたが、放火という行為について精神分析でも度々取り上げられており、さ

まざまな説明がなされています。しかし、自分としては「よく分からない」というのが本当の

ところです。もっと勉強し考えなければ、と思うばかりです

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