和歌山カレー事件林真須美を支援する人たち

「週刊金曜日」が和歌山カレー事件の林真須美を悲劇のヒロインに祭り上げている、と前に書きました。今週、再び「無罪だ」と主張する記事を掲載しています


記事は表向き客観的な報道を装ってはいますが、「林真須美は無罪である」との前提に立って書かれているのは明らかです
講談師の神田香織は死刑判決確定前に林真須美を弟子に迎えたそうで、林真須美とこどもの往復書簡をもとに構成した講談を披露した、とあります
「こんな素敵なお母さんと子どもたちを一日も早く自由にしてあげましょう」と呼びかけたとありますが、感情に流され過ぎではないのでしょうか?
林真須美の無罪を信じている「自分」に酔っている、と言うほかありません
死刑確定者を受難者、殉教者のごとく誤認しそれに入れ込む人間の典型的なパターンでしょう
「自分だけが本当の彼女を知っている」などと思い込み、「世間は彼女を誤解している」と決めつけます
林真須美は毒入りカレー事件以外にも、夫の林健治と共謀して保険金を騙し取った詐欺事件があります。夫の林健治は有罪が確定し、刑務所に服役していました。保険金詐欺をする「素敵なお母さん」がどこの世界にいるのでしょうか?
神田香織も週刊金曜日も林真須美が保険金詐欺事件の犯人である事実を、なかったかのように扱っています。自分たちに都合の悪い事実は無視しているわけです
死刑囚を支援するのは個人の勝手ですが、こうしてウソの宣伝をする手法はいただけません
毒入りカレー事件のあった地元では慰霊祭の開催を取り止めたと、別の報道にありました。「もう、そっとしておいてほしい」との遺族の気持ちを反映した結果だそうです
週刊金曜日はそんな遺族の思いを取り上げるつもりはなく、ひたすら林真須美を悲劇のヒロインに祭り上げようとしています

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