小沢一郎待望論にしがみつく人たち

政治と金の問題で民主党幹事長を辞任し、表舞台から消えたはずの小沢一郎ですが、メディアの中には「いまこそ小沢一郎でなければ」と執拗なまでに「小沢一郎待望論」を煽っているところがあります
その1つは日刊ゲンダイで、「世論調査とは違って、地方へ行けば小沢一郎に期待する声が根強い」と書いています


「頼りない菅内閣によってどんどん景気が悪くなれば、小沢さんの剛腕が評価される。支持率10%からのスタートでも、後は上がっていく。野党やマスコミからの集中砲火も含め、そのあたりのことは全部計算して、本人は腹をくくり始めていると思います」(政治評論家・有馬晴海氏)と強気の見方を披露しているのですが、支持率が10%の政権がその後は実績によって支持率が上昇するなどという事態はこれまでに例はありません
小沢一郎の不人気は明らかで、国民もそこまでバカではないでしょう
小沢一郎が政権を取ったとしても新たな金銭スキャンダルが浮上する可能性があり、その際には10%の支持率が限りなく0に近づくだけです
国民は小沢一郎に何も期待していないのに、なぜ一部のメディアや政治ジャーナリストらが「小沢一郎待望論」にしがみついて手放そうとしないのか、奇妙な現象です
そんな「小沢一郎待望論」を岩見隆夫(毎日新聞客員編集委員)が批判しています


時としてトンチンカンな言説を振りまく石見隆夫ですが、この件に関してはまともな主張を展開しています
小沢一郎を「もう必要ない」と記事の冒頭部分でばっさり切り捨てており、小沢一郎への未練を微塵も示そうとしないところに見識が伺えます
もっとも歴代政権の名を挙げ、「連立政権時代に入ってすでに十七年になる。その間、細川護氏から菅氏まで十二人の首相が次々に登板したが、一度として国際社会に通用する強力政権であったことはなかった。人材枯渇への焦燥感が強い」などと書いており、なぜか異例の長期政権を実現した小泉純一郎の名を避けているのは不可解です
単に石見隆夫は小泉純一郎を嫌っているだけなのでしょうが
さて、民主党が採るべき選択は菅直人の再選ではなく、小沢一郎の復活でもなく、第三の候補者を選びバランスを取り戻すしかないと思います
現在の現在の政権は菅直人首相に仙石官房長官という露骨な左翼路線であり、空疎な理念にとらわれすぎて方向を見失っています
脱官僚と叫びつつ、結局は閣僚たちの実務能力が欠如しているため、官僚にどっぷりと依存しているのが実態です
菅直人が何を考えているのかは不明ですが、9月末には退陣を余儀なくされる超短命内
閣なのですから、これ以上日本を引っ掻き回さずじっとしていてもらいたいところです

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