大阪幼児餓死事件を考える5 起訴前に精神鑑定

大阪地方検察庁は下村早苗容疑者について、起訴をする前に精神鑑定を実施する方針だと報道されています


起訴前に精神鑑定を実施し、犯行当時の精神状態について鑑定を求め、責任能力の有無を確かめようとする司法上の手続きです
しかし、報道を見る限りでは、下村容疑者に責任能力が疑われる言動があったとは思えません
幼児をマンションに置き去りにしたまま遊び回っていた行動を「異常」だと決めつけるのは不可解ですし、何らかの精神疾患だと疑う合理的理由があるとも思えません
記事では、「下村容疑者は6月9日に2人を置いて家を出た後、7月に海水浴に出かけたり、同月29日の帰宅後に2人の死亡を確認したにもかかわらず、翌30日には知人男性の誕生日を祝う電話をかけたりしたとされている。地検は下村容疑者が善悪の区別はできたとみているものの、これらの行動時の精神状態を詳しく調べる必要があると判断した模様だ」とあるのですが、どこに地検が問題を感じているのか疑問です
自分の犯行(こどもを置き去りにし、死に至らしめる)の後ろめたさを隠し、意識から押しやるために遊び狂い、やたらハイテンションで日々を過ごしていたと思われるのです
が、それは異常な行動ではありませんし、説明可能な行動です
起訴後、弁護側が下村容疑者の責任能力を問うために鑑定を要求するのならば理解できますが
当ブログでは犯人の抱える内面の問題を考え、さまざまな仮説を立て、解釈しようと試みているのですが、しかし犯人の罪を許すつもりはありません。生い立ちの問題や虐待の経験など、犯人が抱える負因には同情しますが、それで罪が帳消しになるとは考えません
下村容疑者の場合も例外ではありません。その生育環境には山ほど問題があり、同情の余地はあっても、彼女が冷酷な方法で2人の幼児を殺害した結果について、下村容疑者はその罪を背負うのが当然です
ここで「犯行時、下村容疑者は2人の養育と馴染めない仕事に疲れ果て、誰にも助けを求められない孤独な境遇のせいもあって心神耗弱状態にあった」などという鑑定結果が出るとは思えませんが
前にも書きましたが、精神鑑定にはお金がかかります。その費用は税金で賄われており、国民が負担しているわけです。ですから無駄な精神鑑定は極力止めてもらいたいと言いたくなります

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