詩の公募入賞 2度の盗作が発覚した中学生

第19回「詩と思想」新人賞に選ばれた秋田県の女子中学生が、インターネットのウェッブサイトからパクっていたと発覚し、受賞を取り消される事件がありました


上記の記事には、「とても感動的な詩で、審査段階でも『中学生でこんな詩が書けるのか』という疑問の声はあったが、ほかにも受賞歴があることから決めた」と出版社のコメントがあります
しかし、「ほかの受賞歴」の作品も実は盗作でした
10月19日付けの報道で、この女子中学生は前橋市主催の詩のコンクール「第14回詩のまち前橋若い芽のポエム」中学生の部で金賞に決定した作品も盗作だったと露見し受賞を取り消された、とあります


つまりこの女子中学生は常習的に盗作を繰り返していたのであり、思いつきでやってしまった行為ではなく、確信犯であり、詐欺あるいは偽計業務妨害に当たる犯罪です
インターネットにはこの事件のまとめサイトが作られ、女子中学生が盗作したと思われる詩が列挙されています

秋田県中学3年女子生徒、詩を盗作事件のまとめトップ


ここまでくると病的に剽窃行為を繰り返していたようにも感じられます
上記の第19回「詩と思想」新人賞の受賞後、女子中学生は精神的に不安定になり、それが盗作の露見するきっかけになりました
この女子中学生に関しては受賞決定時に学校名、本名も報道されています
あえてそれをここに書いたりはしませんが、自らの首を締める行為をした以上、彼女がその責め(社会的な責任、道義的な責任)を負うのは当然でしょう
盗作という卑劣な行為がいかに重い罪であるか、身を持って味わう結果になります
ちなみに昨年の第18回「詩と思想」新人賞にこの女子中学生が応募した作品は以下のようなものです

葉脈
一粒の葡萄が私の喉を通過してゆく
嗚呼、季節の間の匂いだ
滲んでいく夏と浮かび上がる秋の匂いだ
艶やかな甘酸っぱさに
わたしは秋の切なさを感じた気がした
そしてわたしは透き通る緑に
つるりとした夏を見た気がした                               
(甘いだけの果実じゃないのです)
そう、
甘いだけの感傷はないのだ
私は葡萄の甘酸っぱさを
壊さぬようにするりと飲み込んだ

この詩は柊侑という詩人の作品「葉脈」の盗作です

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