サッカー日本戦の敗北にうろたえる中国

日本がアジア大会の予選リーグで中国に3-0で勝った話は既に書きましたが、日本国内では大して注目されないニュースです
しかし、中国国内では大きな衝撃だったようで、中国系メディアの反応からその余韻が見て取れます
ネタの宝庫、サーチナとレコードチャイナの記事を取り上げます
レコードチャイナは北京大学メディア研究者の王錦思のブログを取り上げ、紹介しています

サッカー発祥の地・中国が弱い理由=日本戦の敗北に学べ

堂々とサッカー発祥の地、と詐称しているところから笑うしかありません
中国発祥の蹴鞠が19世紀に英国でサッカーになった、などと述べているところに、「すべての文明は中国が発祥」だとする中華思想が見て取れます。この中華思想こそ、サッカーで日本に勝てない最大の要因でしょう
言うまでもなくこの記事の元ネタを書いている人はメディアの研究者であり、サッカーの指導者ではありません。サッカーを知らない素人です
そのため技術面や戦術面のことはさっぱり分からないまま、「初の敗戦を中国はよく反省し、近い将来に日本を打ち破る教訓としなければならない」と述べているのです
これをわざわざ記事として配信するのは、見識に価値を認めているからなのでしょう
多少なりともサッカーを知っている日本人が読めば、「なんじゃこりゃ」と言いたくなるような稚拙な見解であり、寝言も同然なのですが、中国人には「さすが我が国の最高学府北京大学の先生。すばらしい卓見である」と映るのでしょう
要するに、この程度の言論がまかり通るくらい中国人にはサッカーを見る目がなく、語る知識のないと明示しているのです
「ピラミッド型の育成システムを整えた日本」とわざわざ書いていますが、それは世界標準であり、日本だけの特徴ではありません。むしろ中国にそうした育成システムがないことの方が驚きです。中国は選抜された一部のスポーツエリートだけがサッカーをやる(サッカーに限らず、すべてのスポーツがそうです)のであり、競技人口は決して多くないのです
中国の国家代表は身長180センチ以上という規定があります。180センチ以下の選手はマラドーナのようにサッカーが上手でも国家代表チームには入れない仕組みです
そんな愚かな規定を採用している限り、日本には勝てないでしょう
記事では、「中国サッカーはブラジル、ドイツ、セルビアなど学ぶ国を次々と変えていき、結局、自国のスタイルを築けないままでいる」とあります。そんな国が日本に学ぶなどできるわけがありません
彼らにとって日本は敵であり、見下し、侮蔑する存在でしかないのですから
サーチナの記事は、例によってサーチナ総合研究所のアンケート調査を挙げています
名前だけは総合研究所ですが、実態は単なる支社、支局なのでしょう

中国サッカー「これじゃ、日本に永遠にかなわない」の声3割

これも意味不明のアンケートです
「何をどうすれば日本のレベルに追いつけるか」が重要なはずですが、それを問うこともなし、何年後に日本のレベルに追いつけるかを一般市民に問うものです
ですから、サッカーを理解していない一般市民が「5年後には追いつける」と意見したところで何かの見識を提示したとは言えません。根拠もなしに思いつきを口にしているだけであり、有り体に表現すれば無知をさらけ出しているだけです
「体制改革を行わないかぎり、永遠に追いつかない」との意見が多数あるにせよ、その体制改革の方向、中身が問題なのですから答えにすらなっていません
サーチナはこの記事で何かを表現したつもりなのでしょうか?
結局のところ、中国人はサッカーを理解していないと証明しただけでしょう

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