ジュネーブ国際音楽コンクール 萩原麻未さん優勝

日本からまた将来が期待される若手演奏家が登場しました

ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で広島出身の萩原麻未さんが優勝したと報

じられています

ジュネーブ国際音コン:萩原麻未さんが優勝…ピアノ部門
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/11/19/20101119k0000e040049000c.html

音楽コンクールは数多くありますが、ジュネーブ国際音楽コンクールは難易度が高く、1

位をなかなか出さないことで知られています

ちなみに世界3大ピアノコンクールは、エリザベート王妃国際音楽コンクール、ショパン国

際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際コンクールで、シュネーブはそれに次ぐ位置に

あるとされます

共同通信の記事ではわざわざ、「指揮者とピアニストの恋を描き、テレビドラマや映画にも

なった漫画『のだめカンタービレ』の主人公、野田恵が留学した設定となっているパリ国立

高等音楽院の修士課程で学んだという」と書き添えていますが、ご愛嬌でしょうか

わざわざそんなことを書かなくても、と思ってしまいます

萩原さんは広島音楽高校を卒業後パリのコンセルヴァトワールに留学しており、東京の音

楽系大学で教育を受けていない人間が国際コンクールで優勝するのは極めて珍しい例な

のだそうです

東京とその近郊にある音楽系大学でピアノを学び、卒業する学生は毎年100人を超える

のでしょうが、国際的な音楽コンクールで入賞できるのはほんの数名にすぎません

コンクールの入賞歴がすべてではありませんが、コンクールの入賞歴なしにプロの演奏家

になるのは困難であり、十分な収入は得られないでしょう

また、コンクールに入賞しても演奏家として大成できず、消えてしまう人もいます

クラシック音楽のコンクールでは日本、中国、韓国の出身者が台頭し、数多く入賞している

のですが、「技術面では優秀だが・・・」と言われることも多いそうです(つまり、テクニックは

すごいが音楽性、創造性に欠けると言いたいのでしょう)

教育熱心で才能ある若者を輩出しても、クラシック音楽に親しむ文化がなければ優れたプ

ロの演奏家は育たないのかもしれません

つまりはお金を払って演奏会に通う聴衆がいなければ、プロの演奏家は育たないのです

そう書きながらも自分自身、演奏会に通うのを止めて10年近く経っています

年内は無理ですが年が明けたら1度、演奏会へ出向き、あの雰囲気を味わいたいもので



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