性同一性障害の男子小学生 女子として中学へ

昨年のニュースですが、取り上げる機会を逸していましたのであらためて言及

します

兵庫県内の小学校に通う6年生の男子児童が、今年の春から女子として中学

校へ上がると報じられています



性同一性障害とされる児童、生徒の性別変更を認める事例があちらこちらで見

られるようになってきました

教育現場には戸惑いもあるのでしょうが、「保護者や本人の意向を尊重して」対

応するようになったため、事例が増えていると思われます

もちろんこうした対応を疑問視する声もあります

前にも書きましたが、思春期前期に性同一性障害だと断定するのは早すぎない

か、と疑問視する意見があります(自分もそうです)

男性から女性へ、あるいは女性から男性への性の変更を早い時期に認めた方

が本人の苦悩や負担を軽減できる、とする主張もあるわけですが、全面的には

賛成できません

親がこどもの悩みを真摯に受け止め、こどもの側に立って学校に配慮を求める

心情は理解しますが

あるいは「性同一性障害は病気なのか、個性なのか?」と問う声もあります

治療の対象とすべき病気なのか、それとも別の性を選択したいという個性の問

題なのかと問う立場です

最近ではテレビに女装したタレントやいわゆるニューハーフと呼ばれる人が頻繁

に登場し、性の違いに対して寛容な時代になりつつあるようにも見えますが、踏

み込んだ議論はされていないように思います

性別をきちんと定め、男女を別に扱わなければならない教育現場としては、今

後ますます増えるであろう「性同一性障害だから別の性として認めて欲しい」と

する保護者の要望にどう応じるか、頭の痛い問題でしょう

本当は思春期を経過観察の時期とし、どちらの性を選ぶか3年から5年くらいか

けて本人が選択できる猶予を与えるべきだと思うのですが、教育現場にすれば

「男なのか、女なのか、はっきり決めてくれ」と悲鳴をあげたくなるでしょう

国がガイドラインを示すべきなのかもしれませんが、画一的な対応はかえって混

乱を招く可能性もあります。あらたな差別、いじめの問題が生じる危険も考えら

れますので、個々のケースごとに慎重な対応が求められます(何も結論めいた

話ができなくて恐縮ですが)

石原東京都知事のように「同性愛者は遺伝的欠陥。見ていて気の毒になる」と

の偏見が教育現場にないとは言えません

教師の中には、「キン◯マがついてるのに女の格好するんじゃない」と言い出す

人物もいると思われます

この問題は今後も継続して取り上げるつもりですが、自分も勉強不足で何も有

益な話ができないとあらためて感じるばかりです。もっと勉強しなくては・・・

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