塗って焼くだけの太陽電池 日本の先端技術

ガラス板の上に液体化したシリコンを塗りつけ、焼くだけで太陽電池ができる…
そんな技術を北陸先端科学技術大学院大の下田達也教授らが実現させた、と報道されています
低価格で高い発電効率の太陽電池パネルが実現できるのでしょうか?
太陽光発電の経済性について、さまざまな疑問質問への答えを網羅しているサイトがありますので、興味のある方は御覧ください

太陽光発電比較

自宅を新築、あるいはリフォームする際に、屋根の上の太陽光発電パネルを設置しようか、と思われる方も少なくないようです
が、「発電した電気を電力会社に売って副収入を得よう」と考えるのは欲張りすぎで、自宅で必要な電気を賄う程度と思った方がよさそうです
上記のサイトに関西電力の試算が載っており、1家4人暮らしの平均的な世帯で1年間に使用する光熱費は23万7千円だそうです
太陽光発電システムの設置には補助金が出ますが、それでも自己負担は200万円を超えます
電池パネルの寿命が10年と考えれば、1年当たりの自己負担額は20万円少々ですから年間の光熱費と比較してもトントンか、やや割高なのかもしれません。決して得をしたり、大儲けできるものではないと考えた方がよいのでしょう
気象条件によって発電量は左右されますので、年間にどれだけ発電できるのか、やってみないと分かりません
飛び込みセールスで太陽光発電システムの勧誘・売り込みをする業者もいるようですから、十分に気をつける必要があります。事前の見積もりと、実際の設置工事後の請求金額が大きく違うという悪徳業者もいるようです
さて、技術の話となると次のような小咄を思い出します
「アメリカのNASAは宇宙の無重力状態で飛行士が使うためのボールペンを開発しようと10億ドルをかけ、開発した。一方、ソ連では鉛筆を使った」
この小咄はアメリカの無駄な努力を皮肉るものでしょうが、事実はまったく違います
NASAのホームページによれば、アメリカの筆記具メーカー、フィッシャー社は宇宙空間で使用できるよう圧力をかけたインクカートリッジを備えたペンを開発。これは無重力環境や水中で使用でき、-45度から+200度の温度変化にも耐えられる優れものだったそうです
フィッシャー社はNASAからの開発費は一切受け取っておらず、このペンを1本6ドルでNASAに納入したとの話です。ソ連にも売り込んだそうですから、米ソともこのペンを使っているのでしょう
フィッシャー社がボールペンの開発にどれだけ投資したのかは分かりませんが、多額の開発費をかけても先端技術を開発すれば、それに付随して市場が形成され、商売が成り立つケースもある(いつも成功するとは限りません)と解釈してよいと思います
さて、太陽電池パネルの技術は新たな市場を切り拓けるのでしょうか?

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