「ドラゴンボール」日本人コンビで実写化の噂

ハリウッドで実写版映画となった「ドラゴンボール」があまりのひどさに酷評されたのは記憶に新しいところですが、そのためか再映画化の噂が飛び交っているのだそうです
監督には「ヤマト」の実写化をやってのけた山崎貴、脚本は「CASSHERN」を手がけた紀里谷和明と、具体的な名前が挙げられるほど「もっともらしい話」が出回っていると報じられています

「ドラゴンボール」再実写化!? 渦中の紀里谷和明が噂を完全否定

残念ながら当の紀里谷和明は全面否定しており、上記のコンビで実写化はないのでしょう。しかし、それで「再映画化」の話が消えるとは思えません
やはりファンの間に待望論がある限り、何度でも噂は蒸し返されると思われます
日本でも人気漫画やライトノベルがアニメーション化や実写化されるたび、原作をどの程度生かしているかに注目が集まります
原作の持ち味、キャラクターを損なうような大胆なアレンジはファンの反発を買い、「原作殺し」と呼ばれます
ハリウッド版「ドラゴンボール」もまさに「原作殺し」の典型でしょう
実写版を手がけるハリウッドの監督、プロデューサーは原作を大きく改変し、「ほら、こうした方が面白いだろう」と自信満々で映画を公開するのですが、原作ファンから呪詛と罵倒を浴びるのが常です


Youtubeでも高い評価より、低い評価のコメント数が上回っています
先日も、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」が北米ではズタズタに切り刻まれ、改変されたものがビデオやDVDとして販売されている話を書きました
アメリカのテレビ・映画業界ではこうした改悪作業を平然と行います
上記のように、「こうした方が面白くなるから」と安易な考えで手をつけるのでしょう
自分たちアメリカのテレビ・映画業界こそが世界最高水準にある、との思い上がりがそうさせるのかもしれません(一部には日本のアニメーションにある暴力的なシーンや性的表現をカットするため、手を加えざるを得ない事情もあるわけですが)
映画のネタが枯渇気味であるハリウッドにすれば、過去のヒット作をリメイクするか人気のある日本の漫画やアニメーションの実写化を、と考えるのは無理からぬところなのでしょう
さて、20世紀フォックスが手がけた「ドラゴンボール エヴォリューション」は5700万ドルの興行収入を上げたのですが、成功したかどうかは評価が別れます
20世紀フォックスでは3部作とし続編を計画していたのですが、現在でも第2部が公開されていないのですから、シリーズ化は宙に浮いたままなのでしょう
映画化の版権は20世紀フォックスが握っていますので、この先「ドラゴンボール エヴォリューション」とは別のスタッフにより、3部作構想とは別に実写版を作る可能性は残されています
自分としてはアニメーションとして完成された作品を、わざわざ実写化する意図がさっぱり理解できません。クオリティは下がるし、作品のイメージは壊れるし、何の利点があるのかと思ってしまいます。観に行く人がいるので商売にはなるのでしょうが

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