千利休は朝鮮系と捏造報道 朝鮮新報

「朝鮮新報」という北朝鮮系のメディアが、桃山時代の茶人千利休を「朝鮮系」と書いています

[朝鮮新報 2011.2.4]

記事の前段部分にある、東京大田区が朝鮮学校を支援している話も不可解ですが、茶道の歴史を歪めるような後段部分はもっと不可解です
千利休の茶道に朝鮮からの影響が大きかったと決めつけているのですが、その根拠は何なのでしょうか?
最近韓国では韓国茶道なるものを創作し、これが日本の茶道のルーツだと主張しています
もちろん韓国に伝統的な茶の作法、茶道といったものは存在せず、日本の茶道を見真似しただけの浅薄なものです
ヤカンでお湯を沸かし、袱紗の代わりにトイレットペーパーを使うのが韓国茶道です
元来、寒冷な朝鮮半島で茶の木の栽培は難しく、茶葉の入手が困難でした。そのため茶をたしなむ風習は、中国などから茶葉を購入できる一部の富裕層に限られていたのが現実です
ですから韓国茶道にはそれを裏付ける歴史的文献・資料は存在しません
さて、朝鮮新報の記事では裏千家の師範が茶道の歴史を語り、千利休と朝鮮の関わりを強調しているそうですが、随分と突飛な内容です
楽焼茶碗からも利休と朝鮮の結びつきの深さが分かるのだそうですが、いったいどこで何が分かるのかは明記されていません
そもそも楽焼は700度から800度という低温で焼成する焼き物です。朝鮮の代表的な焼き物である青磁や白磁は1200度の高温で焼成する焼き物ですから、まったく別物と言えます
低温で焼成する楽焼のルーツはむしろ中国にあるとされるので、まったくの見当違いの見解ではないでしょうか?
利休は唐物と言われる中国や朝鮮から渡来した陶磁器に美を見出し、それを茶器として用いたのですが、その多くは高級品ではなく庶民が生活に使う雑器です
生活の道具に過ぎない無名の器でも、利休が名品と折り紙を付けると、驚くような大金で売買されたと言われています
名人の手による作品でなくてもそこに美があれば価値ありとする利休の美学と、朝鮮がどこでどう結びついているのか、説明してもらいたいものです
また「千」という苗字が朝鮮半島出自の根拠だとする記事の説明も、何とも奇妙な主張です。利休は祖父の「千阿弥」の名から千利休と称するようになったのであり、本来は田中の姓を名乗っていました
あるいは茶道の師範がリップサービズのつもりで語った利休と朝鮮との関係を、朝鮮新報の記者が拡大解釈して記事にしたのかもしれません
日本の文化の起源はすべて朝鮮由来である、とのこじつけを韓国・朝鮮では好んで行いますので、今回の記事もその延長にあるのでしょう
どちらにせよ、日本が安土桃山時代を迎えた頃、朝鮮に茶道文化が花開いていたとする根拠は何もありませんので、千利休の茶道が朝鮮の影響を受けたとする説はガセだと言えます
日本の文化を羨み、妬むがゆえに起源を主張したがるのが、韓国・朝鮮の人たちの特徴です
しかし、日本の過去の文化を見れば朝鮮の影響はかなり希薄であり、中国の影響の方が大きかったのは明らかです。日本は危険を押してまで随・唐に留学生を派遣していますが、空海も最澄も朝鮮半島に仏教を学びに行ったりはしていません。そこに学ぶべき文化がないと判断していたからなのでしょう

(関連記事)
またもや「茶道の起源は韓国」と捏造
「茶道の起源は韓国」とする見栄っ張りな記事
海老蔵主演「利休にたずねよ」 モントリオール映画祭で受賞
「なんでも鑑定団」曜変天目茶碗は偽物か?
韓国歴史者「日本の神々は朝鮮半島の祭神だ」と妄想
日本サッカーのシンボル「八咫烏」は高句麗起源との主張
暦の使用を裏付ける古代の大刀 古墳から出土
「テコンドーの歴史は二千年」とウソをつく韓国
日韓唐辛子論争 唐辛子の起源は韓国
「江戸時代の日本はアジアで孤立」と主張する韓国教授
単なる噂を教科書に載せる韓国 歴史捏造
文化財を返還せよと叫ぶ韓国の珍妙な主張
日本美術と韓国美術
幻の文化財 1250年前の太刀再発見
日本のノーベル賞について韓国の偏見・誤解・嫉妬
「日本は朝鮮人が作った国」と報じる韓国メディア
韓国メディア 「天皇は百済語を話す」
日本に漢字を伝えた王仁博士とは