「韓国の気象予報技術は日本と対等」と報道

「韓国の気象予報技術は日本と対等だが、長期的な気候変動予測では劣っている」と報じられています
サーチナの記事ですが、元ネタは韓国メディアなのでしょう

韓国の気象技術力の水準は日米の90%、気候予測は10年の遅れ

「韓国の技術は日本の○○%」という表現を、韓国メディアは好んで使います。元々は韓国政府がそうした言い回しを好んで使うからなのでしょう
しかし、その数値を鵜呑みにするのは韓国人だけではないかと思います
例として、「韓国のロケット技術は日本の90%」といった表現を考えてみれば、その主張の虚しさが分かります
「韓国のロケット技術は日本の90%の水準」と言ったところで、液体水素・液体酸素使用の大型ロケットエンジンを製造する技術は韓国に存在せず、ゼロです。重さ数トンにもなる大型人工衛星を打ち上げるロケットを製造できないのですから、韓国のロケット技術はゼロと言っても間違いありません
ただ、負け惜しみから、「韓国のロケット技術の水準は日本の90%に達している。追いつくには時間の問題ニダ」と言いたいだけのです
なので記事にある、「詳細な部門別に見た韓国の相対的な到達レベルは、『基本的な観測網』 『スーパーコンピュータの性能』『天気予報の精度』の面で、米国の99%、日本の101%となり、日米両国と対等なことが分かった」と書かれていても、信用する気にはならないのです
単に、「韓国が独自の気象衛星を保有したから、この分野で日米に追いついた」と彼らが思っているに過ぎません
台風の進路予想すらまともにできない韓国の気象予報が、日本に追いついたと言えるのか、と言いたくなります
また、韓国にも日本のアメダスのような定点観測網が存在しますが、それらの観測装置の大半は十分なメンテナンスが行われず、壊れたまま放置されていると韓国メディアが記事にしていました
それでも、「日本の101%」だと言いたくて仕方がないのでしょう
また、「気候予測では10年の遅れ」と主張するのも、「10年後には追いつける」と言いたいだけであり、とても10年程度の差ではありません
日本は2002年にスーパーコンピューター「地球シミュレーター」を開発し、地球規模での気候変動を研究してきました。韓国ではもちろんそのような規模の研究はされていません
これだけでも日韓の差は10年などという数値でないと分かるはずです
前にも書きましたが、1988年のソウル・オリンピックの時に当時の大統領が、「10年後には日本に追いつく」と発言しました。あれからもう20年以上経つのですが、いまだに追いつけないのは書くまでもありません

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