主役キャラがイケてる? フランスのアニメ「コルト・マルテーズ」

こどものころは漠然と、日本以外の国もそれぞれアニメーションを作っているのだろう、と思っていました。当時はアニメーションなどとは呼ばず、「テレビ漫画」と呼んでいたのですが
当ブログでは中国、韓国のアニメーション作品や、アニーション産業に関するニュースをときどき取り上げいますが、今回はフランスのアニメーション「コルト・マルテーズ」を取り上げます
数は多くありませんが、ヨーロッパではいまでもアニメーション作品が作られています
日本のアニメーションと比べ、どこがどう違うのか確かめるのもなかなか楽しい作業であり、文化の違いも味わえます
「コルト・マルテーズ」はイタリア出身のコミック作家ユーゴ・プラットの人気シリーズであり、イタリアやフランスで版を重ねています。英語圏ではほとんど人気がないというのが意外です。主人公であるコルト・マルテーズはイギリス人の設定なのに
紹介するのは劇場版「コルト・マルテーズ 皇帝(ツァー)の財宝を狙え!」で、2003年に日本で公開されましたが、ほとんど話題になりませんでした

作品のレビューがありますので、御覧ください

映画の製作はフランス・イタリア・ルクセンブルグの合作となっています

日本版公式サイト コルト・マルテーズ 皇帝の財宝を狙え

Youtubeにはいくつか、動画がアップされています



上記のレビューのように、「キャラクターのデザインなどはよく言えばスタイリッシュ、悪く言えば格好つけすぎ。これは物語の筋立てや登場人物の台詞回し、エピソードの味付けなどについても言えることだ。(中略)登場人物全員が田村正和みたいな世界だぞ。これは疲れるなぁ……」という世界です
度々紹介している中国のアニメのような動物キャラを擬人化して作った物語に比べれば、はるかにキャラが立っているのが特徴です。キャラが立ちすぎと言うか、濃すぎるくらいかもしれませんが
この辺りは作り手の表現力の差であり、原作の持つ力の差なのでしょう
中国や韓国がいかに最新のコンピューターグラフィックスを駆使しようとも、決して近づけない領域です
敢えて難を指摘するなら物語の進行が緩慢なところでしょうか?
原作を忠実にアニメーション化している結果であるのかもしれませんが、香港からシベリアへ行くまでに時間がかかりすぎ、クライマックスの前に疲れてしまいそうです
日本のアニメーションなら中間のエピソード(船の上の撃ち合いなど)は走馬灯のように流し、一挙にシベリアでの活劇に突入させると思います
このアニメーションは「コルト・マルテーズ」の物語を知っている視聴者を前提にしているため、馴染みのない日本の視聴者には次々と現れる人物との人間関係が掴めず、混乱してしまうかもしれません
自分は「007シリーズ」のような感覚で楽しみましたが、みなさんはいかがでしょうか?
Youtubeにはシベリア冒険譚以外の動画もありますので、シリーズ化された作品になっているようです
中国や韓国のアニメーション、ディズニーやピクサーのような作品とも違う味わいがあり、かなり濃い目の味付けですので、好き嫌いは分かれるのでしょう

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