中国アニメ「Lock Fighter」紹介 戦闘シーンがショボイ

レコードチャイナ配信の記事で、「日本へアニメ留学する中国人が増えている」と

報じられています

日本留学で「アニメ」を専攻する学生が急増
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=49646&type=1

しかし、実際に何を学んでいるのか、中国の製作しているアニメーションを見ると

疑問に思ってしまいます(クオリティが低くて、ストーリーにオリジナリティが感じ

られませんし、キャラクターに深みも魅力もなく、動画は手抜きです)

何か目新しいネタはないかとYoutubeを検索していると、「Lock Fighter」と題する

中国のアニメーションを見つけました

約4分ほどの予告編ですが、ほぼ物語の全貌が分かるようになっています

中国の西域に伝わる民話をベースにしたストーリーだそうです

中国国営放送による2010年の「ベスト・アニメーション・アワード」にノミネートされ

た作品で、かなりの自信作だと思われます

予告編の4分間に動画に、どこかで見たようなシーン(主人公が大剣を手にすると

ころは「コナン・ザ・グレート」で、「フィフス・エレメント」みたいに石碑を操作したり)

もありますが、まあオリジナル作品のつもりなのでしょう

物語のベースはオリジナルの民話だとしても、「もののけ姫」を見てしまった後では

どうしても2番煎じの印象は免れられません

特別な星の許に生まれた青年が人々を救うため、邪悪な存在と闘いこれに勝利す

るという分かりやすい内容で、主人公の苦悩や葛藤は存在しないようです

「もののけ姫」のアシタカは祟り神の呪いを解くために、二度と戻らぬ旅へと出るの

ですが、毅然とした態度の中にも郷里を離れる苦悩や、呪いが解けないまま自分

が呪いの飲み込まれてしまう不安や葛藤を見せています

中国のアニメーションにはそこまで複雑な心理描写はできないのでしょう

勧善懲悪の単純明快なストーリーを展開させているだけで、スーパーマンが悪党を

やっつけるのと変わりありません

しかし、その闘いの場面がどうにもショボイのが気になります

動きが悪く、昔のテレビゲームの画面を観ているようです。これでは迫力も生まれま

せん。必殺技の応酬といった、見せ場を作るアクションを思いつかないのでしょう

これでは「山なし、落ちなし、見せ場なし」であり、感動できる要素が見当たりません

日本のアニメーションでもハリウッド映画でも、主人公は1度敗れ、死地を彷徨うほど

の深手を負うのがパターンです。そこから立ち上がり、敵に立ち向かおうとするところ

に観客は感情移入し、クライマックスへとなだれ込むのですが・・・

「Lock Fighter」を見ると、「ドラゴンボール」の戦闘シーンがいかによく出来ているか

あらためて実感します

中国のアニメーターたちの想像力の欠如もあるのでしょうし、作画の手間を省くため

でもあるのか、戦闘シーンは直線的な動きが目立ちます。何のために3Dと2Dの画

像を使っているのか、狙いが分かりません。もっと視点(カメラの位置)をグリグリ動か

し、迫力のある構図を描き出そうとするべきでしょう

アニメーション専門学校で学ぶ日本の学生でも、こんなつまらない戦闘シーンは考え

ないはずです(一番の見せ場なのですから)

次の動画は「バットマン」のアクションシーンを集めたものです。脚本や演出はアメリカ

人スタッフがやり、動画は世界各地のアニメーション・スタジオが請け負ったようです

絵柄が単調なアメリカ風カートゥーンですが、見せ場であるアクションシーンはさすが

と言うほかありません

中国のアニメーターはアクションシーンの何たるかをもっと勉強すべきでしょう

中国も韓国も日本のアニメーションの外見やキャラクターをパクるのに夢中ですが、な

ぜこうも肝心なポイントを外したアニメばかり作るのか、不思議でなりません

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