カリフォルニア少女監禁事件 禁固431年の刑

アメリカのカリフォルニア州で起きた少女監禁事件については、昨年の7月、当ブログで取り上げました。警察当局の不手際を認め、カリフォルニア州が監禁された少女に18億円の補償金を支払うと決めた報道について言及しました
今度は裁判の結果、監禁しレイプを繰り返した被告に禁固431年の刑が言い渡されたと報道されています
フィリップ・ガリド被告には性犯罪の前科があり、警察が自宅を訪問し、犯罪に関わっていないかチェックしていたことになっています
しかし、ガリド被告の自宅裏庭の小屋に少女が監禁されていることに警察官は気がつかず、少女は18年もの間監禁されていたのです
こどもが連れ去られる事件が起これば、その地域に住む性犯罪の前科がある人間をリストアップし、捜査するのは鉄則です
ただ、あまりに事件が多いため十分な捜査が行われなかったのか、警察官が怠慢だったのか、その両方なのかもしれません
ガリド被告の自宅に十分な人数の警察官を差し向け、家の内外を捜索していれば、少女が18年間も監禁されることはなかったはずです
少し古い数字ですが、カリフォルニア州だけで行方不明になるこどもは13万605件(1997年)だそうです。そのうち大半は家出であり、12万件を占めますが、死体で発見されたケースが120件もあります
全米では年に100万人のこどもが行方不明になっており、社会問題化して久しいのですが、改善には程遠い状態です
さて、日本では虐待の疑いのある家庭に警察官や児童相談所職員が立ち入る権限が認められるようになりましたが、積極的に介入しようとはせず、ひたすら責任を回避しているように映ってしまいます
児童虐待の疑いがあると見られるケースでも家庭訪問には消極的で、こどもが殺害されてしまってから児童相談所長が謝罪する姿を何度も見ています
もっと責任感をもって仕事に取り組んでほしいと思うばかりです

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