英国女性殺害 市橋被告「逃げるのは当然」

リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害の市橋被告の裁判が続いています
市橋被告は自身の2年半に及ぶ逃亡劇について、「苦しい肉体労働も償いのため」だとする供述をしています
「償いのためにきつい、汚い仕事を歯を食いしばってやってきた」とする市橋被告の供述は、都合よく事実を置き換えようとするものでしょう
逃げたのは罪を償うためではなく、己の罪から逃れるためです
建設現場で働いたのは罪の償いのためではなく、逃げ続けるための資金が必要だったからです
市橋被告の言い分がまかり通るのなら、整形手術で顔を変えたのも罪の償いになってしまいます。そのような主張は馬鹿げています
罪を償うつもりなど市橋被告にはなく、顔を変えてまで逃げ延びようとしただけの話であり、建設工事の肉体労働に従事したのも経歴を詮索されず日払いの働き口にありつくためでしょう
ちなみに市橋被告が幻冬舎から出した手記の印税が912万円になっており、リンゼイさんの遺族へ賠償として充てるとの意志を表明していますが、リンゼイさんの父親は受け取りを拒否しています
報道によれば市橋被告の両親は出廷して証言に立つのを拒否した、とあります
世間に顔向けできない、との思いがあるのかもしれませんが、ここはやはり親の責任として出廷すべきだったと自分は思います
そうしなければ、市橋被告が己の責任から逃げ続けたように、市橋被告の親もまた責任から逃げているように映ってしまいます
秋葉原で17人を殺傷する事件を起こした加藤智大被告の両親も法定での証言を拒否していましたが、息子の犯行も身勝手の極みなら親の態度も身勝手なものです
市橋被告は「親に責任はない」とか、「親に迷惑はかけられない」とか発言しており、いかにも両親を気遣っている風な態度を見せていますが、それなら2年半も逃亡生活を続けずさっさと自首すべきでしょう
語れば語るほど、嘘や偽りが露呈します
市橋被告自身は理路整然と自分の行為を説明し、反省を口にして裁判を有利に運ぼうとしているのかもしれませんが、破綻している部分ばかりが目についてしまいます

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