ノルウェーのテロ事件 政治的狙いか個人の報復か

前回、ノルウェーのテロ事件については家族への報復を企図したものだとする私見を書きました
秋葉原で17人を殺傷した加藤智大被告の事件と同列に考えるべきものであり、報道されている右翼的な民族主義、キリスト教過激派の思想などは、犯人が自分の抱えているコンプレックスを覆い隠すための道具立てにすぎないのではないか、と自分は思います
しかし、事件は「キリスト教過激派による民族浄化」を狙ったテロだと決め付ける見方が根強く存在します


ノルウェーの警察は23日、22日にノルウェーの首都オスロ(Oslo)の政府庁舎付近で起きた爆発と、オスロ近郊ウトヤ(Utoeya)島での銃乱射事件で逮捕された男について、「キリスト教原理主義者」だと形容した。この事件では爆発と銃乱射を合わせて、現地時間23日朝までに少なくとも91人の死亡が確認されている。  
ある警察幹部によると、逮捕された容疑者(32)は、インターネット上に自分は「民族的」にはノルウェー人で「キリスト教原理主義者」であり、政治的には「右寄り」だと投稿していた。警察は容疑者の身元については明らかにしていないが、現地メディアは容疑者の氏名をアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)と報じている。  
ウトヤ島で銃撃されたのは与党・労働党の青年部が開いていた夏期合宿を兼ねた集会で、少なくとも84人が死亡した。また首相官邸や複数の政府庁舎が集まるオスロ中心部で起きた爆発では7人が死亡した。  捜査当局では、この容疑者が両方の事件の背後にいるとみているが、さらに逮捕者が出る可能性も排除していない。  ノルウェーのメディアは、逮捕された容疑者は極右勢力に近い人物だと報じている。この男はフェイスブック(Facebook)の自分のプロフィールに「保守的」で「キリスト教徒」で独身、狩猟や「ワールド・オブ・ウォークラフト(World of Warcraft、WoW)」、「コールオブデューティ モダン・ウォーフェア2(Call of Duty: Modern Warfare 2)」といったゲームが好きだと書き込んでいる。  
23日早朝に記者会見したノルウェーのイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)首相は「第2次大戦後、ノルウェーでこれほど大規模な犯罪が起きたことはなかった」と述べ、ノルウェーは「暴力の残虐な行為」から立ち直ると語った。
(AFPの記事から引用)


どこでアンネシュ・ベーリング・ブレイビク容疑者の犯行を「キリスト教過激派による民族浄化」を狙ったテロだと判断する根拠を得たのかは不明です
単にそう報道されているから、受け売りしているだけのように見えます
たとえば池田小学校で児童や教師を無差別に襲撃し、死刑になった宅間守はヒトラー著作「我が闘争」を所持していました。しかし、宅間がそれを読んで理解していたとはとても考えられません。単に大量殺戮者であるヒトラーの著作を見せびらかし、自分の主義主張はヒトラーの思想が反映されているかのように装うための小道具として利用しただけなのでしょう
逮捕されたブレイビク容疑者が大量の手記を残している事実は報道されていますが、そこで表明されている思想がどのようなものであるか全貌はまだ明らかにされていません
そんな段階で、「キリスト教過激派」の思想による犯行だと断定するのはどうか、と思ってしまいます
ブレイビク容疑者にすれば自分を愛さなかった父や母への報復という、そんな幼稚な理由でテロに走ったとは思われたくないのでしょう。もっともらしい、政治的な理由を掲げて自分を政治指導者、思想家、受難者であるかのように演出するため、思想的な道具立てを利用した可能性があります
他方で、中国人がノルウェーまで押しかけ、観光ビザで入国したまま居座って勝手に商売を始めたりする現実があるわけです
前にも書きましたが、イタリアのパドヴァ大学が中国人留学生を250人受け入れたところ、200人が失踪する事態が発生しました
中国人が勝手に商売を始めたり、不法就労したり、犯罪グループ化して現地でトラブルを起こす事件も発生しています。排斥される原因を作り出しているのは中国人の側です
中国人のこうしたモラルを欠く行動が改められない限り、移民排斥を求めた過激な行動が繰り返されると思われます

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