アニメ「ベルサイユのバラ」オープニングを絶賛するフランス人

日本のアニメーションが海外でテレビ放映される際、現在では日本版のオープニングがそのまま使われる機会が多いようですが、国によっては独自に編集した動画と新たな楽曲を組み合わせて使う場合もありました
フランスでは「ベルサイユのバラ」が「レディ・オスカル」のタイトルで放映されたのですが、フランス版のオープニングは不評だったようで、オリジナルである日本版のオープニングを絶賛する声が挙がっています

『ベルサイユの薔薇』のOPをフランス人が大絶賛、の巻

フランス版のオリジナルテーマ曲は次のようになっています



動画はフルコーラスのテーマ曲に合わせて編集された、名場面集のようです
太鼓の音が響き渡る勇壮な行進曲風の曲ですから、「ベルサイユのバラ」のファンにすれば違和感があるのでしょう
上記のウェッブサイトでも言及していますが、放送する国ごと独自のオープニングテーマ曲をつけて売ろうとする思惑も絡んでますから、動画の部分も独自に編集されて放送されるのでしょう
この種の話題は各アニメごとに起こるようです
以前にも、「マジックナイト・レイアース」でフランス版のオープニングを批判する意見に遭遇したことがあります

ゆずれない願い


Yotubeにフランス版にオープニングがアップされていたのですが、いつの間にか削除されてしまったため紹介できません。日本版の田村直美による「ゆずれない願い」が圧巻ですから、フランス版のオープニング曲が貧弱に感じられたのも無理はありません
フランスのアニメファンはカラオケで「ゆずれない願い」を、日本語で歌唱するというのが一つのステイタス、という話もありました
フランスではタイトルも改変されて放送される場合もあります。「シティハンター」の場合、「Nicky Larson」のタイトルで放送されました

シティーハンターのフランス版「Nicky Larson」オープニング



まるで別の作品のようです
フランスのアニメフォーラムには、フランス版のオープニングを罵倒し、呪詛する意見が多く寄せられているそうで、「作品の破壊以外のなにものでもない」とする厳しい意見もあります
またその一方で、日本のアニメーションのオープニングテーマ曲に頻繁に登場する「勇気、努力、勝利」といった安直な歌詞に対する批判もあります
テレビ放映されるアニメーションのオープニングはいわば作品の顔ですから、その出来の良し悪しは作品の人気に関わってきます
フランスの放送関係者が作品を破壊するため、独自のオープニングを編集しているとは思えませんが、そのセンスが視聴者の求めるものから大きくズレてしまっていたのが低評価の原因ではないかと推察されます
「ベルサイユのバラ」はオスカルの活躍する武勇譚ではなく、悲しい恋の物語りだと理解したならあの勇壮なテーマ曲を使ったりはしなかったでしょう

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