「夜の校舎窓ガラスを破壊」 中学生補導と尾崎豊

中学生4人が夜間、学校の敷地の入り込んで校舎の窓ガラスを割った、とのニュースがありました
補導された中学生のうち1人は、敷地内に入ったと認めたものの投石はしていないと犯行を否認しているのだそうです
このニュースから尾崎豊の「卒業」を連想する方も少なくないと思います
ちょっと古い話ですが、2007年に朝日新聞が尾崎豊没後15年に特集記事を掲載してました

没後15年尾崎はどこへ 消えた反抗心

ある意味典型的な、「いまどきの若者は…」という記事です
朝日新聞としては、「いまどきの若者たちは反抗心を失い、尾崎豊にさえ共感を示さないようになっている。問題だ」と言いたいのでしょう
尾崎豊に関し、「容姿にも才能にも恵まれているのに変に反抗して、早く死んだのはバカだ」 と言い切る大学生が果たしてどれくらいいるのでしょうか?
尾崎豊の死は不幸な事故だったと言えますが、彼の生き方を見る限り「破滅的な死」を望んでいたように感じてしまいます
器用に立ち振る舞って末永く芸能活動を続けようなどとは考えず、若くして悲劇的な死を迎えることで伝説になるのを望んだように思えてなりません
そうした尾崎豊の衝動について、精神分析を知る香山リカが何も言及しないのが不思議です
まあ、記事を編集する段階で香山リカの尾崎豊に関する知見は切り捨てられてしまったのかもしれませんが
朝日新聞の言う反抗心とは、資本主義社会の生み出した格差に怒り、大企業や政府を批判してデモをするような、そんな左翼系思想にかぶれた反抗心なのでしょう
派遣社員、契約社員といった格差社会の生み出したシステムにどっぷりはまりながらも、それに抗いもせず、韓流ゴリ押しテレビ局に抗議デモをする若者を反抗心の持ち主だとは認めたくないのかもしれません
それにしても尾崎豊の歌が高校の倫理の教科書に載っていると知り、驚きました
尾崎豊の反抗心すらも教育システムの中に取り込んでしまおうとする、文部科学省側の支配欲に呆れます
「校内放送で流すのは禁止」だとか、「テレビ局の歌番組では絶対に放送されない」とか、そんな圧力があってこそ、尾崎豊らしいと思えるのに
校内の合唱コンクールで尾崎豊の「卒業」をクラス全員で歌う、なんてのは気恥ずかしくて勘弁して欲しい気がします
やはり1人でこっそり尾崎豊を聞きながら、「これが理解できるのは自分だけ」と思っている方が似合うはずです

(関連記事)
朝日新聞社説「成人の日に 尾崎豊」
http://05448081.at.webry.info/201201/article_20.html
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