ロシアの火星探査機 航行エンジン作動せず失敗か

11月9日、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地からロシアの火星探査機「フォボス・グルント」と中国の火星探査機「蛍火1号」を載せたロケットが打ち上げられたのですが、探査機を火星に向かう軌道に載せるための航行エンジンが作動しなかったと報じられています
そのため火星探査機は地球をグルグル回る軌道にあり、火星へ向けて送り込むのはほぼ不可能のようです

火星探査機:失敗の公算大 航行エンジン作動せず

記事にもあるように、人工衛星の打ち上げ実績では定評のあるロシアですが、ここ最近はトラブル続きです
国際宇宙ステーションに物資を補給する無人輸送船「プログレス」の打ち上げに失敗し、ロシア全土を高速のインターネット網で結ぶ予定の通信衛星打ち上げにも失敗しています
個々のトラブルの原因はまちまちなのでしょうが、これだけ立て続けに失敗すると何か特別な事情とか、組織的な問題が存在するのかなと思ってしまいます
旧ソ連時代も含め、ロシアは火星探査に挑んでは失敗しており、「今度こそ」と意欲を燃やしていたはずです
さて、「フォボス・グルント」は総重量10トンという巨大な惑星探査機です
火星の衛星フォボスに着陸し、土壌サンプルを採取して地球へ送り返すミッションを担っており、フォボスから地球まで飛行するためのロケットエンジン・燃料を搭載しているために重量がかさんだのでしょう
一方、中国の「蛍火1号」は重量110キロの小型衛星であり、グリコのおまけみたいなものです。こちらは火星の周囲を回って、火星の大気を観測するのが目的です
中国の報道は火星探査機「蛍火1号」を大絶賛し、あたかもロシアと対等の宇宙開発技術を保有しているかのように自慢していました
まあ、中国といえども単独で火星探査機を打ち上げるだけの技術はないのでしょう

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