韓国のマンファ ストーリーが秀逸?

韓国の新聞が、「韓国コンテンツ振興院が主催したハリウッドの韓国漫画原作ショーケースおよび原画展示会が始まった」と報道しています

【漫画】 ハリウッドで韓国マンファ紹介~ストーリーの優秀性、世界に知らせる

「今回の米国展示会は韓国漫画のストーリーの優秀性を世界に知らせる機会になるだろう」としながら「持続的な米国市場進出努力を通じて韓国コンテンツの骨組みを強化し韓流熱風を導く役割を継続するだろう」と自画自賛のコメントもついています
インターネットの掲示板「2ちゃんねる」にこの記事の翻訳が紹介され、すでに多くのブログでも取り上げられているのですが、皆さんが突っ込むところは概ね予想されたように、「優秀なストーリーがあるなら紹介しろよ」とか、「で、その韓国のマンファの代表作って何?」、「だからどんだけ売れているだよ」といったところです
そもそも原画を数枚展示して、「ストーリーの優秀性をアピールする」行為自体、思い違いもはなはだしいと言うほかありません。原画を1枚、2枚見たところでストーリーなど伝わらないのですから
行事そのものは韓国政府ゆかりの文化広報施設の部屋を借りた小規模なもので、とてもアメリカ人一般にアピールできるものではなく、来場者のほとんどは韓国系アメリカ人なのでしょう
さて、韓国コンテンツ振興院のセンスに欠けるイベントにツッコミを入れるのは置いておき、韓国のマンファについて考えたいと思います
韓国のマンファを紹介しているブログがありますので、取り上げます

カンプルの漫画「26年」と5.18光州民主抗争

光州事件(民主化を求めた光州市での市民デモを韓国軍が鎮圧し、多くの死傷者を出した政治弾圧)を題材にしたマンファを描いているカンプルという作家に言及しています
マンファといってもインターネットで公開されている作品であり、コンピューターソフトで描かれたもので、私たちがイメージする雑誌掲載の漫画とは別物です
ブログにもカンプルの作品が数コマ紹介されていますが、台詞付きイラストといった作風であり、これを漫画と呼ぶには違和感があります
絵そのもの粗く、とても上手だと評価できるレベルではありません
だからダメだと腐すつもりはなく、こうした作品(台詞付きイラスト)が受け入れられ社会の中で地位を確立しつつあるという現象に驚いた、というのが本音です
決してカンプルのような作風が主流を占めるとは思いませんが、韓国ではこれもマンファの1つだと扱われ、読者を獲得している現実があります
日本風の漫画を真似するのではなく、そうした独自路線を往くのも韓国マンファの選択肢でしょう


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