ロシアアニメ「スメシャリキ」が中国で放送され人気

(アニメーションのタイトルを「スメシャキリ」と書いていましたが、正しくは「スメシャリ

キ」です。間違いをお詫びして訂正いたします)

ロシアのアニメーションと聞いても、イメージが思い浮かばない方が大半ではないで

しょうか?

かつては人形アニメの大家ノルシュテインなどがいて、芸術的なアニメーションを生

み出していました

最近のロシアアニメはどうなっているのだろうと検索したところ、「スメシャリキ(笑う

ボールたち)」という作品が中国のテレビで放送されているとの報道がありました


ロシアのアニメ 中国でテレビ放送
http://japanese.ruvr.ru/2011/03/01/46764967.html


さて、どんな作品なのかと動画を探して見ました

丸いボールのようにデフォルメされた動物たちが主役です

この「スメシャリキ」のシリーズはYoutubeで再生回数が300万回、400万回に達し

ており、人気がうかがえます

ロシア語は分からないのですが、かなりウイットとユーモア(皮肉?)に富んだやり取

りがが登場人物の間でかわされているように見えます

「ちびまる子ちゃん」を動物キャラ化するとこんな感じでしょうか(あまり適切な例えで

はありませんが)

幼児向けアニメーションという範疇なのでしょうが、なかなかのクオリティだと感じます

さて、ロシアのアニメーションがどうなっているのか、「スメシャリキ」だけでは測れませ

ん。別の動画を紹介しょましょう

「ロシアのアニメプロジェクト」とタイトルにあるだけで、詳細は分かりません

ロシア語で何か説明が書かれているのですが

勝手に推測すればアニメーション制作を学んでいる学生の手による習作かな、という

気がします

光や雨、風を丁寧に描こうという意図が感じられ、新海誠の影響を受けているのかも

しれません

ただし、画はきれいなのですが登場人物の息遣いや汗といったものが感じられず、絵

空事にしか見えません

夕方、仕事を終えて帰宅した男性の服装が、これから仕事に行こうとするかのように

バリッとしているのも不可解です

夏のロシアは暑くて、だからこそ夕立が降るのですが、そんな夕立前の蒸し暑さが画

面からは伝わってこないのです

手間をかけて緻密な描写をしている割には生活感が乏しいのは、作り手の側に生活

の実感が乏しいからではないかと思ってしまいます(だからこそ、学生の作品かなと

思ったわけです)

作画のレベルが高いのは認めますが、これではコマーシャル向けにちょっと見栄えの

するアニメーションが作れるくらいで、上映時間120分の劇場版長編アニメーションを

手がけるのは無理でしょう

登場する男女の表現にももっと工夫がほしいところです。これでは2人の間にドラマが

生まれる予感がしません

作画のレベルがそこそこ高くても、それを活かす術が足りないのはやはり経験不足の

ためであり、映画などを見てもっとドラマの描き方を学ぶ必要がありそうです

独立した劇場版アニメーションで成功するには、もっと多くを学ぶべきだと思います

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