偽ディズニーアニメ? 「シンデレラ物語」

海外で暮らしている日本人女性のブログを読んでいたら、「変な偽物のディズニーアニメ、シンデレラをテレビで放映していた」との記述がありました
ストーリーが本来のシンデレラの話とかけ離れており、「シンデレラを王子様が見つけてお終いかと思ったら違った。怒った姉達が屋敷に攻め入ってきて、大騒ぎ。(美女と野獣?)。王子様と敵(しかも怪物)が戦って、シンデレラを救うのだ。(眠れる森の美女?)。最後はハッピーエンドなんだけど、なんか変なシンデレラだった」と説明されています
どこかの外国のアニメプロダクションがディズニー風の偽アニメでも作り、それが現地(中近東)で放映されていたのだろう、と思い調べて見ました
結論を先に書くと、これは日本のタツノコプロが手がけ、NHKの衛星劇場で放映された「シンデレラ物語」ではないかと思われます
そうだ、と断定できるわけではありませんが、Wikipediaで見ると「シンデレラ物語」は「アラビア地区、韓国でも放送された」と書かれているので確率は高いはずです

Cinderella.


キャラクターがいかにもタツノコ風の顔になっているのがご愛嬌でしょうか?
おそらく上記のブログを書いた女性はディズニーの名作「シンデレラ」が印象に残っていて、それとは違うキャラクターやストーリー設定に強い違和感を覚え、「変なシンデレラ」だと書いたのでしょう
キャラクターデザインとしては、ディズニーの「シンデレラ」との違いを明らかにするため金髪ではなくブルネットにし、活発でお転婆なシンデレラにしたと思われます
もちろんディズニーの「シンデレラ」こそが本物であり、それ以外はパチもんだと感じる視聴者がいても不思議ではありません
それだけディズニーの「シンデレラ」はよくできた作品なのですから
「シンデレラ」はシャルル・ペローの書いた物語が有名なのですが、彼が書き現す以前から広くヨーロッパ各地に類似した物語が存在していたのが確認されています
話の起源は古く、古代エジプトにもその原型と見られる物語が存在しているのだそうです
ストーリー展開に違いはあれタツノコの「シンデレラ物語」も、Youtubeのコメント欄を見る限りなかなか好評のようです
ディズニー原理主義者の方は別にして、タツノコの「シンデレラ物語」も楽しめる作品だと自分は思うのですが、皆さんはどうでしょうか?

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