元横綱朝青龍 M資金詐欺で1億円被害

「M資金」とは、太平洋戦争後の日本を占領し統治したGHQの秘密資金をチラつかせて人を騙す詐欺の手口です
古典的な詐欺であり、いまさら「M資金」の詐欺にひっかかる人間なんていないだろうと思っていたのですが、元横綱朝青龍が被害にあったと産経新聞が記事にしています

「M資金」「小泉元首相も面会困難」「カナダに島」…元横綱朝青龍が信用した詐欺師の殺し文句

こうもあっさりと騙されるものか、と驚かれる方が大半ではないでしょうか?
相手の素性を疑おうともせず、調査しようともしないのはそれだけお人好しなのか、あるいはビジネス経験が不足しているのか、それとも巨額の儲け話を自分一人だけのものにしておきたかったのか、そのいずれかだろうと推測します
もちろん、過去には大日本インキ、全日空、大木建設、特種製紙、日軽金、京阪電鉄、日本鋼管、丸善石油、日産自動車といった企業がM資金にまつわる詐欺にひっかかったと言われており、俳優田宮二郎もM資金詐欺に遭って自殺に追い込まれました
手口はさまざまですが、大物政治家の指南役を称するフィクサーとか、元皇族とか一般の人間が接する機会のない種類の人物がM資金を管理している人物として登場し、高級ホテルなどがその舞台としてしばしば利用されます
今回、朝青龍を騙した詐欺師もそうしたM資金のフォーマットを利用したものであり、舞台装置も京王ホテルのスイートルームと手が込んでいます
こんな嘘話に乗る前に弁護士などに相談していれば、即座に詐欺だと見破れたのでしょう
あるいは朝昇竜自身がとことん相手に入れ込んでしまっており、詐欺だと警告されても聞き入れなかった可能性も残りますが
スポーツでも、芸能界でも、あるいは実業家でも、成功した人というのは自負心が強く、「自分は人を見る目をもっている」と過信しがちだったりします
金を持っている人間のところには、その金を目当てにさまざまな人間が擦り寄ってきます。そんな詐欺師相手に「自分は頭の回転が早く、物分りがよくて細かいことは気にしない大物だ」と思わせたいのか、甘言に乗せられてころりと騙れるケースがあります
朝青龍を誹謗中傷する意図はありませんが、上記のような振る舞いがあったのではないかと思ってしまいます

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