広島刑務所から受刑者が逃走

すでに逃走していた受刑者、李国林は逮捕されたのでタイミングを外した感もありますが、この事件に触れたいと思います

広島刑務所から受刑者の男が脱走

いわゆる日本人残留孤児の帰国事業で日本に戻ってきた元孤児の人たちは、中国の家族を引き連れて日本での定住生活を目指したのですが、そうした残留孤児の2世や3世は中国生まれで中国語しか話せないため日本の環境に馴染めず、犯罪に走るケースもありました
李国林はそうした中国からの帰国者の若者で結成されたギャング組織のメンバーの1人だとされます
このギャング組織「怒羅権(ドラゴン)」日本の法律など無視し、凶悪にして粗暴な振る舞いで有名なのだそうです
李国林も強盗事件で逮捕された後、警察の車を奪って逃走するという事件を起こしてほどであり、日本人犯罪者に比べて「とことん逃げたやろう」との思いの強さが際立っていると言えます
そんな李国林を広島刑務所は、「数多くいる受刑者の1人」という扱いをしており、刑務所内から逃走を図る可能性のある人物とは見ていなかったのではないか、との疑念が湧きます
ちなみにメディアは「脱走」という表現を使いますが、法務省では「逃走」と表現を使っているので、当ブログのタイトルもわざと「逃走」と書いてみました
さて、上記の記事では刑務所の総務部長が記者会見し、頭を下げています
所長はなぜ記者会見に応じないのでしょうか?
これでは東京電力の記者会見と同じです。社長が入院して雲隠れし、下っ端重役が記者会見に応じるという対応が批判を浴びたのはつい最近の出来事です
会社や刑務所のポスト、序列がどうであれ、ここは組織のトップが会見し謝罪するのが筋だと思うのですが
この後はお決まりの文句、「信頼回復に務める」と口にするのでしょう
広島刑務所長は当然更迭されると思われますが、その前に依願退官するのではないでしょうか?
もちろん組織のトップが引責辞職したところで問題が解決するわけもなく、世間の批判をかわすため方便でしかありません
「刑務所には刑務所のやり方がある」と、組織内のルールや規定を振りかざしたところで、それは破綻し欠陥があると露呈した以上は改善すべきでしょう

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