韓国アニメ『Tickety Toc』 170カ国で放映

韓国アニメーションの話題です
朝鮮日報日本語版の記事は一定期間を経過すると読めなくなってしまいますので、部分的に引用させてもらい、紹介します


韓国アニメ『Tickety Toc』、170カ国で放映
ポ統領(韓国アニメ『ポロンポロンポロロ』のキャラクター「ポロロ」と「大統領」の合成語)が支配していた韓国アニメーション界に新たな挑戦者が現れた。『Tickety Toc』の主人公「トミー」と「タルルラ」だ。アニメーション制作会社のファニー・フロックス・エンターテインメントは先月21日「『Tickety Toc』が早ければ今年2月から、 全世界170カ国で放映される」と発表した。
『Tickety Toc』は、スタートだけで比較すると、『ポロロ』よりも勢いに乗っている。
2003年に初めて登場した『ポロロ』は翌年から海外で放送を開始し、現在は120カ国で幼いファンを楽しませている。
しかし、依然としてアニメの最大市場である米国など、北米地域のメーンチャンネルには参入できずにいる。
これに対し『Tickety Toc』は、世界的なアニメチャンネルのニコロデオンが版権を買い、米国など北米を含む世界170カ国で放映される。
アニメーション界が『Tickety Toc』を「第2のポロロ」または「ポロロを凌駕する可能性もある恐ろしい新鋭」と評価するのは、このような潜在力のためだ。『ポロロ』はブランド価値が3890億ウォン(約264億2500万円)に達すると評価され、アニメ作品と150種類以上のキャラクター商品などを通じ、著作権料だけで年間120億ウォン(約8億1500万円)を稼いでいる。
(中略)
チョン代表は「ある日、幼児教育展示会に行ったところ、木で作られたおもちゃの周りに母親たちが集まっているのが目についた」と話した。
「高級そうに見え、環境にいい素材のなので人気があると聞きました。特に『木の玩具は欧州で古くからの伝統がある』という話が印象的でした。『木のおもちゃのキャラクターこそが、まさに全世界に通じるアイテムかもしれない』と考え、1年間集中してキャラクターを研究しました」
そうして誕生したのが「木のおもちゃたちが暮らす、古い時計屋に掛けられた振り子時計の中の世界」だった。「子どものころ、鳩時計を見て『ハトはあの中で何をしているのか』と考えた思い出を反映させた」と説明する。主人公のトミーとタルルラは、木のおもちゃを擬人化した双子。テコンドー有段者の主婦で雌牛の「マダム・オル・レイ」、いつも飛び跳ねているウサギの「ホッピル」、一番速いカタツムリの「ルクシル」、時計を修理する「マッコギンス」なども登場する。
(後略)
朝鮮日報日本語版



どのようなアニメーションなのか動画を貼っておきます


作品の全体像は分かりませんが、主人公である2人のキャラのデザインは確認していただけると思います
幼児向アニメーションですが、丁寧に作られているような気がします
韓国がこうした幼児向けアニメで成功を収め、キャラクターグッズの商売でアニメーションの制作費を回収できるビジネスモデルを手に入れたと言えるのかもしれません
上記の朝鮮日報の記事では省略した部分も含め、大半がお金の話です
作品の中身よりも『Tickety Toc』がいかに利益を生み出すかにメディアは注目しているわけです
とはいえ、日本のアニメーションファンの関心はこうした幼児向け番組に向いていませんので、ほとんど興味を感じない話題なのでしょうが
自分は年明けの連休に、遅ればせながら昨年話題になったアニメ『Steins;Gate』を全編通して視聴しました。日本に『Tickety Toc』は作れても、韓国に『Steins;Gate』はとても作れないだろうと思います。すなわち、それが日本と韓国の差なのだと言えます
韓国のアニメ業界が劇場版アニメーションや大人の視聴に耐えられる作品を目指すのではなく、『Tickety Toc』のような幼児向け番組に特化して取り組むというのは正しい選択なのでしょう

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