金沢主婦殺害事件を考える2 NHKカメラマンは犯行を否認

事件から随分と時間が経過した感がありますが、ようやく裁判が始まりました
この事件は2011年の2月上旬、「知人の男性に会いに行く」と言い残して外出した金沢市の主婦福田春奈さん(当時27)が行方不明となり、警察に捜索願を出したところ、内灘市の海岸で遺体が発見されたというものです
福田春奈さんと接点のあったNHK金沢放送局の委託カメラマンが容疑者として浮上したのですが、警察が逮捕する前に自殺を図り病院に入院したと報道されて以降、詳しい報道がされなくなっていました
前にブログで取り上げた時点では、この主婦が風俗店営業に関わっていたとか、SM関係のウェッブサイトを主催していたなどなどの噂が飛び交っていました
さて、初公判で若生康貴被告(36)は犯行を否認し、福田さんと会っていないし、800万円もの金を預かってもいないと主張しています

主婦強殺「すべて事実ではありません」 NHK元委託カメラマン、初公判で無罪主張

別の報道によれば、若生被告の車から福田さんとDNAの型が一致する大量の血痕が見つかっており、さらには若生被告が犯行後に自宅のパソコンで「血の臭い」「消す」といった言葉を検索するなど、犯人でなければ取らない行動を取っていると検察は主張しているのだそうです
さらにパソコンの検索履歴からは、「遺体なく殺人」についても若生被告が調べていたのが判明しています。これらの行動については、取材のため必要な知識を得ようとしただけでも説明するのでしょうか?
若生被告は500万円を別の男から預かったと主張しているようですが、それはどこの誰であるのか立証できなければ無罪を勝ち取るのは困難です
それにしても800万円を預かり、そのうち300万円を宝くじ購入に充てたというのは随分と情けない話です。一攫千金を狙ったのでしょうが
若生被告は被害者に、「金沢市内で警察が風俗店の取り締りをする」などと語り、情報通であるかのように装っていたようです
今後の公判で若生被告と被害者との関係について、もう少し詳しい話が出るのかもしれません。ぽんと800万円もの大金を預けられるほどの信頼関係があったのならば、若王被告が供述を拒んだとしても、被害者の周辺にいた人物はこの2人の関係についていろいろと見聞きしているはずです
追記:若生被告は一審で無期懲役判決を受けましたが、これを不服として控訴、さらに最高裁に上告していました。が、最高裁は原判決を支持し、若生被告の上告を退けています


金沢市の主婦、福田春奈さん(当時27)が2011年に遺体で見つかった事件で、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われたNHK金沢放送局の元委託カメラマン、若生康貴被告(37)の上告審で、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は9日までに、被告側の上告を棄却する決定をした。無期懲役とした一、二審判決が確定する。決定は6日付。
被告は事件への関与を否認し、無罪を主張。裁判員裁判の一審・金沢地裁判決は、被告の乗用車内から福田さんの血痕が大量に見つかったことなどから「被告が犯人」と認め、無期懲役とした。二審・名古屋高裁金沢支部も支持した。
一、二審判決によると、若生被告は11年2月、福田さんから株式投資名目で預かった現金800万円などの返済を免れるため、車内で福田さんの首を刃物で突き刺して殺害、遺体を石川県内に遺棄した。
(日本経済新聞の記事から引用)

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