批判続出 猫ひろしのオリンピック参加問題

おそらく猫ひろしも、そのバックについている誰かも、オリンピック参加問題でこれだけ批判を浴びるとは予想していなかったのでしょう
単純に、「ウケる」に違いないと踏んでいたように感じられます
ロンドンオリンピックのマラソンを完走する猫ひろしを取り上げ、「笑いと涙の感動バラエティ」番組を制作すべく、その挑戦の日々を収録する準備はもう始まっているのでしょう。ここで猫ひろしがカンボジア代表としてオリンピックへの参加が認められないのなら、これまでの番組制作の経費が無駄になってしまいます

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テレビ関係者なら、「猫ひろしの挑戦がカンボジアのこどもたちに感動と勇気を与えた」と美談に仕立てるところなのでしょう。が、これだけケチがついてしまうと美談にするのは無理があります
カンボジアのヘム・ブンティン選手は先日のパリマラソンで奮闘し、猫ひろしの記録を上回っています。これでは猫ひろしがオリンピック選手の地位を実力で勝ち取ったとは言い難い状況であり、「金で買ったのだろう」と言われかねません
そして猫ひろしがカンボジア代表としてロンドン・オリンピックに出場するとの触れ込みで行われた3月の会見で、「あくまで芸人として五輪の舞台に立つ」とを宣言した上で、スタートの「ニャー」で勢いをつけ、ゴール後に最高の一発芸をかますと語った内容も批判を招く原因になっています
こうした会見をやればメディアが喜び、大いに報道されてウケるに違いないと猫ひろしは芸人感覚で考えたのでしょうが、世間の反感を買ってしまいました
だからといって、猫ひろしの一存でカンボジア代表の座を辞退できるとは思えません
すでに多くの人が関わっており、お金が動いており、猫ひろしが頭を下げれば解決するという段階ではないのでしょう
さて、このままオリンピック出場を目指してゴタゴタを続け、仮に出場がかなってもNHKなどのオリンピック放送からは除外され、「なかったかのような扱い」を受けるという
屈辱的な結果が予想されるのですが

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