打倒ポケモン 韓国アニメ「ダイノ・タイム」全米公開へ

朝鮮日報が韓国の劇場版アニメーション「ダイノ・タイム」が全米2500スクリーンで上映が決まったと報じています
「ダイノ・タイム」を制作した韓国のアニメーションスタジオは、かつて「ポケットモンスター」の人気に追いやられ苦杯をなめた経験があるのだそうです
その時の屈辱を晴らす機会だ、と言わんばかりの記事になっています
例によって朝鮮日報の記事は、公開から一定期間を経過すると会員登録した者以外は読めなくなりますので、記事の一部を引用し紹介します


韓国3Dアニメ『ダイノ・タイム』、米で公開へ
2001年、米国のアニメ番組市場に「異変」が起こった。子ども向けチャンネル「キッズ・ワーナー・ブラザーズ」で放送されていた大人気アニメ『ポケットモンスター』が、視聴率1位を獲得したのだ。日本で制作された同アニメに人気を奪われたのは韓国のアニメ『キュービックス』で、この番組を手掛けた人物はアニメ制作会社「トイオン」のホ・ジュンボム社長(45)だった。
それから11年たった今、ホ社長の新たな挑戦が始まった。ホ社長たちが08年から4年余りかけて完成させた3Dアニメ『ダイノ・タイム』(Dino Time)が、10月19日に米国の約2500スクリーンで公開されることが決定した。公開スクリーン数は、これまで米国で封切られた韓国映画のうち、最も多いスクリーン数を確保した『D-WARS ディー・ウォーズ』(約2200スクリーン)を上回る。
ホ社長は19日、本紙のインタビューに対し「韓国で百パーセント投資・制作し、知的財産権も私たちが持っている作品だ。事前調査では北米アニメの平均選好度(70-80%)を上回り、非常に期待している」と語った。
ダイノ・タイムは、タイムマシンで白亜紀を訪れた子どもたちが、家に帰るためにお母さん恐竜と力を合わせて悪い恐竜とさまざまな戦いを繰り広げるストーリーだ。どの国の子どもでも楽しめるよう、恐竜、タイムマシン、家族、冒険など、普遍的な素材を使ったという。
(後略)
(朝鮮日報日本語版の記事から引用)

予告編の動画を貼り付けておいたのですが、YouTubeで探しても見当たらなくなってしまいました
ピクサーとかが作りそうなアニメーションであり、「ふーん」と言うしかありません
いちいちコメントする気にもどうかと思ってしまうくらい中身の乏しい作品です。これで大ヒットならばアメリカの視聴者も随分と緩いな、と思うだけです
「こども、恐竜、大暴れ」といったコンセプトなのでしょう
最初からアメリカでの公開を狙い、脚本も英語で用意するほど念のいれようですが、何を見せたいのか伝えたいのかよくわかりません
「こどもたちと恐竜のふれあい」だけではストーリーラインが弱すぎで、どこかで見たような話になるだけでしょう
もっと工夫しないとこどもたちは退屈してしまい、映画館の客席でじっとしていられない可能性があります
予告を見ただけで決めつけるのは早計かもしれませんが、ストーリーに深みがある
ようには思えませんし、ただ3Dの画像をグリグリ動かして「どうだ、すごいだろう」と言いたいだけの作品のように感じます
完成まで4年をかけたそうですが、それではとても商業ベースには乗らないはずです。スタジオジブリも1年から1年半で新作を公開しているのですから、もっと制作のペースを上げないと商売になりません
全米2500スクリーンで公開しどれだけの興行収入が得られるのか、結果を待って再び取り上げるつもりです

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