学習ボランティアが小学生を平手打ちし逮捕

神奈川県川崎市の小学校で、学習ボランティアの男性(37歳)が小学2年生の男子児童を授業中に平手打ちし、鼓膜を破る傷害を負わせたとして逮捕される事件がありました

児童平手打ち、鼓膜破る 容疑のボランティア逮捕

学習ボランティアは教室で教員の補助をし、自動の学習を支援する役割を担っています。しかるべく人選をした上で学習ボランティアを委託していると思われるのですが、こうした事件が起きてしまうと適切な人選であったのか疑念が湧きます
「最近の小学生は生意気だからなあ」と決めつけ、片付けるような事案とも思われません
逮捕された春原将浩容疑者は37歳です。どのような素性なのか不明ですが、37歳で正式に就労もせずアルバイトという身分に甘んじているのは不可解です
勝手に憶測すれば、教員志望ながら正式に採用されなかったためアルバイトで学習塾の講師をやって生計を立てている人間かな、と思います
学習塾は夕方から夜にかけての仕事ですから、時間の空いている昼間、小学校で学習ボランティアをやろうと思い立ったのでしょうか?
また、学習塾で授業をしている人物であり教員免許を所持しているのなら、学習ボランティアとして適任と判断される可能性は高いのでしょう(あくまで推測です)
ただし、教員志望の人間が何度も採用試験を受けながら不採用になったのだとすれば、それ相応の理由・事情があったはずであり、教員として不適格と判断された結果です
ですからそのような人物が本当に学習ボランティアとして適任だったのかどうか、疑念を抱かざるを得ないのです
さらに逮捕された春原容疑者は児童への平手打ちについて、「注意したら口答えしたので、かっとなってやった」と述べるにとどまっており、自分の行為について踏み込んだ洞察はまったくできていません
教育の現場に立ち、児童と接するのに体罰を行使するのがいかなる意味を持ち、影響を及ぼすのか考えようともしない春原容疑者は、やはり学習ボランティアとして適任とは言えない人物でしょう
学校では学習ボランティアのため実習期間を設けており、児童との接し方についても入念に指導していたと思うのですが
春原容疑者を直接面接したわけではありませんので、以下は自分の単なる憶測です
春原容疑者はおそらく、「自分には現場の教師と同じか、あるいはそれ以上の指導力がある」と自負していたのかもしれません。教員志望であったならなおさらです
そんな春原容疑者の未熟で何の裏付けもない自負が、小学2年生の男子児童のちょっとした態度で打ち砕かれてしまったのでしょう。自分の拠り所であったプライドを傷つけられ、自分の存在を否定されてしまったと感じた春原容疑者は怒りの衝動を抑えられず、平手打ちをしてしまったと考えられます
「教育には体罰も必要だ」と主張するも世の中には多く存在します。しかし、この事件は教育でも指導でもなく、自分の誇りを傷つけられた男の怒りの表明でしかありませんし、春原容疑者はそれさえ思い至らない人物なのでしょう
学習ボランティアはあくまで教師の補助であり、舞台の上では黒子であるべきです
教師と対等の立場を主張したり、そうありたいと欲するのは誤りです
ボランティアという立場を勘違いしている人物にボランティアは務まりません

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