こどもの名前 米国で人気なのは、ジェイコブとソフィア

こどもの名前については、日本で流行っている意味不明なキラキラネームについて何度か取り上げました
こどもに馴染みのない、新奇な名前をつける流行はおそらく日本だけであり、多くの国では伝統的な名前、馴染みのある名前を用いるのが一般的だと言えるようです
AFP通信の記事によればアメリカの場合、男の子にはジェイコブ、女の子にはソフィアという名前が人気なのだそうです
以下、引用する記事として2011年のAFP通信の記事を貼っていたのですが、削除されてしまったため2012年のものを貼ります
それに伴い、コメント内容を一部、変更します

米国の赤ちゃんの名前で最も多かったのは今年も男児がエイデン(Aiden)、女児がソフィア(Sophia)だったと、妊婦向けウェブサイト、ベビーセンター(BabyCenter.com)が29日、発表した。
エイデンは8年連続、ソフィアも3年連続でトップの座を維持している。これに続く2~5位は男児がジャクソン(Jackson)、イーサン(Ethan)、リアム(Liam)、メイソン(Mason)、女児がエマ(Emma)、オリビア(Olivia)、イザベラ(Isabella)、エバ(Ava)だった。
サンフランシスコ(San Francisco)を拠点とするベビーセンターは、2012年にベビーセンターのウェブサイトで両親によって公開された新生児50万人の名前を元にランキングを作成した。
ソフィアは「知恵」、エイデンには「燃えさかる」という意味があるなど、意味をもった名前を子どもにつけることが最近の傾向だという。
「名前そのものに意味があったり、大切に思っている人や感銘を受けた人にちなんだ名前を付けるのが最近特に目立つトレンドになっています」と、ベビーセンターのリンダ・マレー(Linda Murray)グローバル編集長は話す。
ちなみに米社会保険庁(Social Security Administration)の統計によれば、今から50年前の1962年の新生児の名前トップ5は男児がマイケル(Michael)、デービッド(David)、ジョン(John)、ジェームズ(James)、ロバート(Robert)で、女児がリサ(Lisa)、メアリー(Mary)、スーザン(Susan)、カレン(Karen)、リンダ(Linda)だった。

2011年の記事では男の子の場合ジェイコブが13年連続で1位でした。日本なら毎年のように1位の名前は入れ替わるところですが
女の子の場合、ソフィア、イザベラ、エマ、オリビア、アヴァの順であり、男女を通じて新規にトップテン入りした名前はメイスンだけとは恐れ入ります。つまり人気のある名前は毎年ほぼ同じだと解釈して間違いないのでしょう
アメリカはもっと流行に敏感で変化が激しいとのイメージを抱いてしまいがちですが、実際には驚くほど保守的なのだと分かります
しかし、これがアメリカだけの現象ではなく、他の国も同等のようです
ロシアの場合はもっと保守的であり、似た名前ばかりだと紹介するブログがあります

どうしてロシア人は同じ名前ばかりなのか?

同じ職場に、「タチアナ」が3人いて、「ドミトリー」は3人、「アレクサンドル」は2人、「アレクセイ」は2人いるとの話です
そして男の子が生まれるなら名前の候補は「イワン」か「ミハエル」だ、とロシア人は考えるようなので、選択の余地はほとんどないに等しいように見えます。が、ロシア人にすれば当然であり、あくまでも伝統的な名前、多く用いられている名前こそがこどもにはふさわしいと受け止めているのでしょう
それぞれの国に文化的な背景があって、好まれる名前がおのずと決まってくるというのが一般的であり、日本のように伝統も文化も関係ない突飛な名前をこどもにつける現象の方が異常だと言えます

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